2007/07/31(火)12:38
民主独り勝ち
ハワイから帰ってきたら与党(特に自民党)は歴史的敗北を喫していて、民主党の独り勝ち(一部少数野党で新たな議席獲得があったが、社民とか共産とかは退潮傾向に歯止めがかかっていない。)という極端な結果が出ていた。
びっくりである。
国民が年金への不安からくる怒りを現与党のみにぶつけたと考えるのは間違いだと思うし、ほかにも「○○○だから負けた」という与党側の分析は、どれもあまり的を射ているようには思えない。
私見を申し上げると、結局、首相の人選ミスが最後まで響いたような気がしてならない。
こういう極端な行動に出る日本国民を相手にする選挙運動の難しさを改めて感じてしまった。
幸い、私が是が非でも応援したいと思っていた候補者は比例区で当選した。
地元選挙区には、とりたてて「この人を」という選択肢がなかったが、消去法で考えるとやっぱり与党候補に行きついた。
その人も一応当選したようだ。
しかし、今後の国政を考えると少々暗澹とした気分になってくる。
民主党が、かつてマドンナ旋風で独り勝ちした社会党の二の舞を踏むことなく、国民のためになる政策を実践的に展開してくれるとは、正直言ってあまり期待できないと思っている。
良い意味で期待を裏切ってくれたならば、その時初めて「責任政党」の名にふさわしい存在となると思うのだが。