2007/08/17(金)09:05
DVD「デスノート」
一昨日のこと・・・
暴力的な暑さの中、「おとまつ」のリハに参加して帰宅した後のこと・・・
当然バテバテである。
しかし、練習で問題のあった箇所は、その日のうちに少しでも修正しておきたい。
ここは「ながら練習の友」が必要だ。
というわけでレンタルしてきたのが「デスノート」
なんとなく、いかにも人の死をゲームのように簡単に操るようなニュアンスを感じるネーミングと断片的な情報の数々にうさんくささを感じて、避けてきた映画である。
でも、世間の「面白い」評判についに負けてしまった。
そして確かに「面白かった」のだ。
死神リュークの落し物であり、そこに名前を書かれたものが死んでいくという「デスノート」を手に入れた夜神月(藤原竜也)が、凶悪犯罪者たちを死に至らしめていく。
しかし、その異常な現象がただの偶発的な死とは到底思えないことから、「大量殺人」が疑われ、夜神月の父親(加賀丈志)をはじめとする警察組織、さらには海外でおきた同様の現象からアメリカFBIも動き出し、謎の殺人者の捜査が進められる。
そこにもう一方の主人公である伝説の探偵「L」(松山ケンイチ)が加わって、その天才的なプロファイルによって夜神月は追い詰められたと思われたが・・・
とまあ、思ったよりもワールドワイドなスケール事件の話になっている。
要するに、現代版の「わら人形」の呪いってやつだよね。
このあまりにも現実離れした殺人ゲームも、一種の怪談話と割り切ってしまえば、優れたエンタメとしての側面は評価されてもいいのかも知れない。
そして、私はすぐにでも後編をみたいと感じてしまっている。
でもやっぱり、こんな話や映画を作る人間の意図は理解できない。