あんさんぶるおとまつ代表ブログ

昨日（２月１１日）は、
ひさしぶりに家族でコンサートの鑑賞に出かけた。


オーケストラ・ダスビダーニャという、
ショスタココービッチのファンにはお馴染みの、
アマチュアオーケストラである。

演奏曲目は、ショスタコービッチの
交響曲第９番と第１１番、それに２分ほどの小品が１曲。

日頃の週末は自分の演奏活動が多忙で、
プロアマを問わず、
演奏会を聴きに行くチャンスがなかなか無かっただけに、
とても楽しみにしながら池袋の芸術劇場へと向かった。


基本的に、私は積極的にショスタコを聴く方ではない。

なので、今回のプログラムも全部知らない曲だった。

過去に２回このオケを聴いたときと比べると、
ヴァイオリンがほんの少しレベルダウンしたかな？
という感じがしないでもなかったが、

管楽器の実力は確かだし、中・低弦も安定していて、
Tuttiの響きの充実ぶりは、相変わらずであった。

今回、コンサートにお誘いいただいた、
ヴィオラの団員のＫさんも、バリバリ弾いて、
衣装も含めて、なかなかカッコよく目立っていた。

ドラやら鐘やら、打楽器の鳴りものもたくさんあって、
最後はド派手に決めてくれて・・・

アマチュアでありながら、
これだけ満足度の高い演奏を提供できるというのは、
やはり大したものだと思う。

あの芸劇が毎回ほぼ満員になるというのもうなづける。


しかし、こういう大きな編成での演奏に、
果たして自分が参加したいかというと・・・
やっぱりノーだなあ。

作曲者自らが「最低でも、コントラバスは８人以上で」
などと要求している、なんて話を聞くと、

余計な御世話だ！そんな人手も金もない！
うちは４人でやってみせる！

などと、ついついムキになって思ってしまう自分。

こういう人間がオケの成長拡大を阻害するのだ。

素直に頑張って人集めに駆けまわれる人こそが、
オケを発展させるに違いない。

私のような人間は、聴くほうに専念するのが得策だね。