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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(952)
カテゴリ:2009ラスベガス旅行
ずいぶんと長い時間がかかってしまったが、
夏休みのラスベガス旅行のレポもこれが最終である。 今回は、実質5日半ほどの滞在中に4つのショーを鑑賞した。 いつもなら、この倍近くのショーを観るところだが、 不況の折、しぼりにしぼっての4本であった。 Le Reve(ラ・レヴ/ウィン) 舞台がプールで、ということもあって、 ベラージオの「オー」と比較されがちなショーであるが、 まったく似ても似つかないという印象。 よくあるシルクのショー(コルテオは別かな)と違って、 ふつうの舞台メイクでふつうに美しい衣装を纏って演じる感じで、 結果、女性が美しくセクシーに見える。 そして、ラブシーンのような演出がやたら多い 初めは、それが新鮮なのだけど、 だんだん疲れて、食傷気味になってくる これでも、年齢制限がゆるくなった(5歳以上)演出なのだが、 じゃあ、それ以前はどんなだったんだ? むしろそのことのほうが気になってしまった(爆) 面白いショーであることは間違いないので、一見の価値はあると思う。 しかし「オー」とは悪い意味で格が違うと言わざるを得ないかな? 鑑賞するのであれば、最前列のスプラッシュシートが 迫力もあるし、いくらか安いしで、断然おすすめである。 Lion King(ライオンキング/マンダレイベイ) 文句なく素晴らしいが、ふつうのライオンキングだった ラスベガスならでは・・・という特徴はないので、 ロンドンでもニューヨークでもオッケーだろうと思う。 ただ、ロングランするとたまに演技がダレることもあるので、 ここ1~2年くらいは、ラスベガスが旬かもしれない。 特にソロのうまさ、迫力は劇団四季にはないものだと思う。 (四季もずいぶんうまくなったけどね。) コーラス、群舞についてはむしろ劇団四季のほうが良いくらい Phantom Spectacular(ファントムスペクタキュラー/ベネチアン) ロイドウェッバーの「オペラ座の怪人」のラスベガス版である これは、スゴイ! なにがって、舞台装置が・・・ これぞハイテクの勝利という感じである 通常、休憩を挟んで2時間以上かかる演目であるが、 その舞台装置の転換がスムーズに行われることで、 楽曲に大きなカットを加えずに、時間短縮に成功している。 結果、ストーリーの流れがスピーディーで、 まさに目が離せないスリリングな舞台となった 役者たちの歌唱力も申し分ない。 まさにラスベガスならではの「ファントム」と言える。 超お勧め!! 驚きの演出を全てその眼に焼きつけるのであれば、 真ん中よりもやや後ろの席がお勧めだ。 KA(カー/MGMグランド) 4年前にラスベガスを訪れたときに鑑賞して、 我が家の一番のお気に入りとなったショーである。 旅の最後をしめくくるにふさわしい、素晴らしい舞台だった。 ある(おそらくはアジア)の国の王子・王女らしき双子が 武装した怪しげな族の襲撃を逃れて、離れ離れになって・・・ で、最後は平和を取り戻すってとこまでのエピソードを、 シルク・ドゥ・ソレイユらしい演出で展開していくもの。 前回の観賞から、かなり演出の変更があったようで、 アクロバット中心からストーリー性をより重視した内容になった。 結果、とても解かりやすいショーなったと思うし、 我が家にとっては文句なし、不動のNo1である ただ、シルクのショーも意外に好みが別れるからねぇ・・・ 万人向けにお勧めを1つ上げるとすれば「ファントム」かなぁ? ところで、今回2つのミュージカルを観て、さらに、 過去のブロードウェーでのミュージカル鑑賞も踏まえて思ったこと。 こと、オケピットに関しては日本が世界一かも知れない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.19 08:03:52
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