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テーマ:教師・講師・先生(16)
カテゴリ:いろいろ
全国の公立学校で2500人以上の教員が不足しているとの報道がありました。
うすうす感じてはいたことですが、ここまで深刻とは思っていませんでした。 思い当たる原因はいくつもありますが、つまるところ、 ・教員という仕事が「ブラック」だと知れ渡ってしまったこと。 ・教員免許状更新講習の導入により、潜在的な免許保有者を多く失ったこと。 この2つが大きいのだろうと思っています。 免許状更新講習制度は廃止が決まりましたが、時すでに遅しでしたね。 特に教員の仕事のブラックな側面の解消の道筋は全く見えていません。 少子化に伴い、現場の教員数はどんどん削られてきましたが、 「資質向上」という大義名分の下、教員の負担はどんどん増えました。 もちろん、 教師という仕事の魅力的な側面が失われてしまったわけでは無いのでしょう。 現に私の職場(国立教員養成系大学)でも、 教師の魅力を伝えていこうクラウドファンディングのプロジェクトに対して、 目標を上回る寄附金が集まったりもしました。 とはいえ、どんなに魅力を謳ったところで、 「でもブラックなんでしょ?」と拒絶されてしまえばそれまでです。 日本の公教育の崩壊がいよいよ始まってしまった感は否めません。 教師の悩み【電子書籍】[ 諸富祥彦 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.01 09:54:36
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