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テーマ:ノンジャンル。(2215)
カテゴリ:政治/環境問題
福島第一原発事故。
最近、TVなのど報道がめっきり減って、もう終わったことのようになっています。 しかし、現状はまったく終わっておりません。 これからが問題山積みです。 1号機、2号機については、作業が順調に進んでいるように見えますが、廃炉までの工程がまったく見えてきていません。 3号機に至っては、いまだに高い放射能に阻まれ、作業がほとんど進んでいない状態です。 そして、一番の問題は、大量に放出されてしまった、放射能物質です。 政府が当初から口にしている「ただちに健康被害はない」 言っていることは間違いありません。すぐ健康被害がでることは少ないでしょう。 しかし、5年後10年後20年後、ほんとうに健康被害はでないのでしょうか? 答えはNOです。 なぜかというとチェルノブイリ原発事故では数年後にがんの発生率が極端に高くなっており、放射能による影響が大きいとの調査結果がでております。 日本ではチェルノブイリ事故より、事故の規模が小さいから、大丈夫などといった、楽観視した意見が多いです。 しかし、福島第一原発事故はチェルノブイリ事故よりも多くの放射能が放出されています。 つまり、チェルノブイリを抜いて最悪の原発事故となっています。 これだけの大量の放射能が放出されて、ほんとうに健康被害がないと思いますか? 現在、福島を除き空気中の放射能量はほぼ、平常の状態に戻っております。 しかし、問題は地表に落ちた放射能なのです。 大量に落ちた放射能は様々な農作物、魚介類、肉類に蓄積され、私たちの食卓にあがることになります。 政府が行っている、放射能検査はごく一部であり、すべてを検査することはほぼ、不可能です。 やはり、一人一人が気を付けるしかありません。 風評被害などとは言わず、福島産や近県の食べ物には注意する必要があると思います。 忘れたころにやってくるのが、放射能です。 因果関係が調査されるのは、さらに後の時代になるでしょう。 症状がでるころには今の政府はありません。 しかし、子供を守るのは今の世代しかありません。 関西や九州、北海道などは過度に心配する必要はありませんが、 やはり福島とその近県は注意する必要があると思います。 とくに福島県は私個人の意見では、子供には住んで欲しくないです。 東電や政府が一体になって、集団疎開などの対策をして欲しいものです。 このように一度、事故が起きてしまうと手に負えなくなるのが原発です。 将来にわたって、放射能と戦っていかなくてはなりません。 それでもまだ原子力発電は必要と思いますか? 事故が起きなくても、大量の放射性廃棄物がでます。 数万年単位で管理が必要です。どこに埋めますか? それでもコストが安いと言えますか? 原発は麻薬と一緒です。 今だけ良ければよい。 麻薬中毒末期になったら、最後はどうなるか・・・。 廃人になって終わりです。 そうなる前に完全に断ち切ることが大事です。 今後は自然エネルギーを軸とした経済発展を考える必要があると思います。 自然と調和した、自然と共に生きていけるような人間社会を作ることこそが大事ではないでしょうか? 自然を大切にした、心豊かな住みやすい日本に今後なってもらいたいものです。 心を一つに、がんばろう日本! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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