ヒマラヤ水晶~チベットヒマラヤ水晶の産地であるガネーシュ・ヒマールなどは、ネパールとチベットの国境にあるため、 チベット側から採掘した、あるいはチベット経由で流通するヒマラヤ水晶も 考えられないわけではありません。 しかし、残念なことに、中国経由では他の産地と混ざりやすく、 ヒマラヤ水晶であることの見分けが難しいので、 (中国産としか思えないクラスターが、ヒマラヤ水晶として 売られているのを見たことがあります) ここでは、チベットの中でも扱いがはっきりしている(と思われる) カイラス水晶について紹介します チベット産 ■カイラス (Kailash/Kailas) ![]() ■産地について チベット語でカンリンポチェ(崗仁布欽/神霊の山、雪の尊者の意味)、中国名は岡仁波斉峰。未踏峰につき、標高は6656m、6714mと諸説ある。 「カイラス」は、ヒンドゥー語で「水晶(crystal)」の意味であるという。 ヒンドゥー教、タントラ仏教、ジャイナ教、ポン教徒においても聖地とされている。このために、巡礼・隠者・苦行者が訪れ、山の回りをまわって礼拝している。 ■カイラス産の水晶についての個人的考察 2005年になって流通を始めた産地。取り扱うショップさんが特別に許可を得たのだそう。 頂上近くや、山の麓などから、すべて手掘りで採掘されている。 一年のうちわずかな期間しか採取できない上、標高の高い場所の作業のため、流通量は少ないもよう。 現段階(2005年11月現在)で、見かけたタイプは以下の通り ●クリアタイプ かなり透明度が高く、ガネーシュ・ヒマール産ともブラジル産などとも違う「柔らかな明るさ」 ![]() ●シルバー・タイプ 表面に粉のような微細な石英の粉が付着しており、繊細な銀色の輝きを見せる。中は透明度が高そう ![]() ●石墨入りDTタイプ ハーキマー・ダイヤモンドのようなころころした感じのDT。石墨が内包されており、全体的に黒く見える。大型の結晶も見られるらしい ![]() 全体的にDTやレーザーが多く、叩くと高い音がする「シンギング・クリスタル」の割合も高いらしい。 くわしくは別館サイトをどうぞ! もどる ●ヒマラヤ水晶が好き! ジャンル別一覧
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