シルバー・アイ
またもや、ブレスです。試行錯誤、続行中です。前に作ったブレスをほどいてやり直そうかと思っていたのですが、しばらく時間をおいて、眺めたり身につけたりしていたら、あれはあれでしっくりまとまってきたように思われたので、新たにもう一つ組みました。テーマは同じく「ヒマラヤ山脈」そのために、使ってみたい石がありました。足を伸ばして探してみたのですが、見つからなかったので、はじめてビーズの通販してみました。使いたかった石は、これ。国内サイトでは、ゼブラ・ジャスパーとして紹介されていましたが、ジャスパーというより、サーペンティン。ビーズでサーペンティンというと、このような半透明のグリーンが美しい、ニュージェイドとか、オリーブジェイドとかいわれる石が思い浮かびます。もちろん、ジェダイト(硬玉)ともネフライト(軟玉)とも違う、翡翠とはまったく違う石です。サーペンティンとはいろいろな鉱物を含むグループ名で、写真のような「ニュージェイド」はbowenite(ボウナイト)というのだそうです。サーペンティンとは、たとえて言えば、ラブラドライトをもっと大きなグループ名である「長石です」と言っているようなものなのです。しかしながら、最初の写真の濃緑色に白い縞がある石は、サーペンティン「蛇紋石」ではなくて、サーペンティンを主成分とする「蛇紋岩」である可能性もあります。白い縞の部分は、ちょうど白いターガー・アイといった趣の繊維質の輝きを持っていて、石を動かすと光の筋が動きます。蛇紋岩の一種には石綿状になるものがあり(トレモライト/白石綿)、蛇紋岩中に脈状に産出するそうなので、これがそうなのかもしれません。濃緑色に銀という組合わせながら、セラフィナイトとは全く印象が違います。硬質で、野性的。石……と言うよりも岩。この質感を使いたかったのです。ヒマラヤという巨大な岩の塊を……大地の欠片をイメージするために。さらには、もう一つ石に込めたイメージあがるのですが、いまいち旨くブレスレットに組み込めていないので、また今度。