テーマ:天然石のある生活(460)
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昨日に続いて暑い日でした。
東京(都心の方)の桜が満開と聞いて桜見物に出かけてみたのですが、 おかげで日焼けしてしまったらしく、顔がちょっとひりひりします。 天気は良すぎるほど良し。(朝のうちは曇っていましたが) 桜もまさに満開で、それでいて風で散ることなく、申し分のない状態。 平日だというのに人もいっぱいでした。 桜を満喫して帰りの電車から見るともなく外を見ていたら、 面白いことに気が付きました。 都心の桜はまさに満開でしたが、 自宅がある駅から2つ手前の駅では5~6分咲き。 ひとつ手前では3分咲き。 そして家のまわりの桜は、1~2分咲き。 電車で一駅分しか違わないのに、桜の咲き具合が違うのです。 桜前線の歩みをライブで見た気分でした。 さて、桜を満喫した日の石は、きっと桜色の石に違いない。 ……と思った方、残念でした。 もちろん、淡いピンク色の石はきれいで大好きですが、 今日はちょうどこの季節になると 取り出して眺めてみたくなる石にご登場願いましょう。 ファイロモルファイト(パイロモルファイト/フィロモルファイト)です。 英語名のカタカナ表記にかなりばらつきがあるうえ、長くなってしまうので、 「緑鉛鉱」とした方がわかりやすいので、以後は緑鉛鉱とします。 名前の通り、鉛を含んだ緑色の石です。 ただし、必ずしも緑色とは限らず 白・淡紫・灰・黄・透明などさまざまな色があるそうです。 多くの産地で緑系の色合いで産出しますが、 その色合いもさまざまで、もっと渋い色合いのものも見たことがあります。 そんななかで写真の緑鉛鉱は、ご覧の通りの「若葉色」。 春は花の色が目を引きますが、 若葉が光に透けた色は、花の色にも負けないくらい美しいです。 これはちょうどそんな色。 結晶の先端が淡くなっているバイカラーなあたりも植物の若芽を思わせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/01 12:37:54 PM
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