カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
繰り返してしまいますが、水晶がいまいちだった今回のショー。
(まったく買わなかったわけではないのですが) その代わり……というか、いつもは買わないのに、今回は買ってしまった石があります。 アクアマリンです。 名前の通りの美しい水色の石は美しく、十分私の心にヒットするはずが、 なぜかさほど縁がありませんでした。 その理由はと言えば、 ●形が整いすぎ(……と思っていました) ●けっこう高い というもの。 ところが、単価の高さはそのままながら、 今回は小粒な品が多く、手の届くところまで下りてきてくれたような気がします。 複数個(ただし、小さいもの)やってきたアクアマリンの中で、 見つけてにんまりしてしまったのはコレ。 アフガニスタン産のショール&ガーネット付アクアマリンです。 ガーネット付なんて初めて見ました! 1.2センチという小ささのおかげで、1000円でゲットできました。 ごく淡い水色に少し付着している白い母岩、 黒いショール、濃い赤のガーネットがなかなかきれいです。 並んでいたのは、アフガン産・パキスタン産の アクアマリンやラピス・ラズリ、エメラルド、雲母が 区別なく雑多に並べられたところでした。 こういうところこそ、探し甲斐があるというものです。 大きすぎてとてもとても手が出る物ではありませんでしたが、 アクアマリンとモルガナイトが一緒にくっついたクラスターもありました。 アクアマリンは、エメラルドなどと同じベリルの仲間です。 淡い青は微量の鉄イオンによるもので、 淡い水色から、濃い青、緑が強く出た青までさまざまな色があります。 ショーの会場では、塊状のアクアマリンで、 まるでクローライト入りの石英のような緑色のものがあってびっくり。 こうして見ると、アクアマリンって、なかなかいいじゃありませんか! ただ一つ困るのは、今の季節はすぐに光が黄色くなってしまうので、 このデリケートな水色がなかなか写せないことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アフガニスタン・パキスタン] カテゴリの最新記事
|
|