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2006/07/30
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カテゴリ:北アメリカ産
いいかげん、耳にタコを通り過ぎているかもしれませんが、
私は原石派です。
自然が作り出した結晶の形が良いのです。
とはいえ、ポリッシュも買うし、丸玉だってエッグだって持っています。

それでも、ポリッシュならばもとの形に忠実なもの、
エッグや丸玉は、磨いた方がきれいだったり、結晶の形を持たないもの……と
ある程度こだわりというか、自分の基準を持っているつもりです。

そんな中で、根拠はないけれど何故かこだわって集めている石がこれ。



フローライトの劈開割り八面体です。
「劈開割り八面体」という用語はありませんが、
天然の状態の形ではなく、フローライトの劈開(一定の方向に割れやすい性質)を
利用して作った八面体なので、こう読んでいます。

聞くところによると、熟練の職人さんがいて、
ハンマーでぱりんぱりんと割って作っているのだそうです。
はたして、辺の長さが1センチほどの小さい八面体も
手作業で作っているのでしょうか。

この劈開割り八面体は、形もかわいいし色も美しいのが多くて人気です。
何を隠そう、初めて買った石は、確か紫色のフローライト八面体でした。
そして時は巡り、手元にはいくつかフローライトの八面体がありますが、
最初に買った一つを覗いて、
すべて「パイライト入り」という共通点があります。

そうです。何故かこだわって集めているのが、
「パイライト入りフローライト八面体」。
理由はありませんが、何か基準を設けておかないと、
際限なくころころ増えそうで……。

それともちろん、パイライト入りが美しいから。



フローライトは、水晶にはないみずみずしい美しさがあります。
その中に内補されたパイライトの金色の粒は、
まるで石の中に浮かぶ星くずのよう。
永遠に浮かび続ける浮遊感とでもいいましょうか。

そこには小さな宇宙があるように思えるのです。





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Last updated  2008/06/15 10:07:58 PM
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