虚空座標

2012/06/29(金)20:54

新宿ショー2日め!

ミネラルショー関係(36)

「懲りない石好きの新宿ショー行き」とは、もしかしたら、「飛んで火に入る夏の虫」と同じ意味なんでしょうか。 行ってきました、無事、ショーの餌食になってきました。 餌食にならないはずがない。(←もはや開き直りの境地) 私の新宿ショーとは、たいてい1日目は、新発見の石や珍しい石さがし。 2日目以降は、お店の隅つつき……となります。 探すレベルというか、見るポイントが違うので、初日に買ったから……とはならないのですね。全く困った。 逆に、買い損ねたら悔しい石を無事ゲットしたあとなので、2日目だというのに集中力アップ。 石探しの目は今日も快調です(笑)。 さて、お店の隅つつきモードに入ると、見慣れた種類の石でも「この石のここがスゴイかも!」……と、まさに石の特徴のピンポイントをつつくことになります。 そのうえ、やはり会場で自然集合してしまう顔見知りの石好きさんも、同じような状況なので、相手に薦め、薦められ、自分の目だけでなく他人の目まで借りて石探し。 「買おうか、どうしようか」と相談しても(されても)返事は間違いなく 「買っちゃえ~♪」 なので、見つけたらそのあとは、自分で悩まなくてはなりません。 初日に一通り見たはずなのに、興味をひく石は引きも切らず。 アフガニスタンの、まさしくローズ・ピンクなローズクォーツもありましたし、(スモーキー・クォーツの上に、濃いローズクォーツ!)  非研磨のガーデンクォーツが一つ1000円とか、ギラライト(ジラライト)入りのルースとか。 雷水晶も何店か扱っていて、選び放題の雰囲気。 惜しいのは、例年あやしさと疑惑を振りまきつつ、時に掘り出し物を提供してくれる中国のお店が少なかったこと(たぶん)。 見るからに現地からの直接買い付けで、卸風の店なのに、まるでセレクト小売りショップなみの高値を付けている店が増えたこと。 しかしながら、やはり、ミネラルショーは石を見る目勝負、体力・根気勝負。 見慣れたアメジストでも、エッグの中にっじつはくっきりファントムとか、(ちなみにファントムありもなしも同じ値段)インドの丸玉コーナーに、実は見慣れない石とか。 ミネラルショーに足を運んだからには、普段買えない石、見ない石を探すのも、もちろんありですが、見慣れた石の、新たな魅力を発見するのもありなのです。 そんなわけで、原石未加工派なのに、ショーでは磨きものの数を増やしてしまいます。 磨き派の人は、この機会に原石を。 原石派の人は、磨きものを。 ちょっぴり冒険してみるのもいいかもしれません。 最後に、昨日のショーでビーズを……発言、失礼しました。 私が見かけたのは、ビーズの1000円均一コーナーでした。 そのコーナーの上の棚の石をのぞきに行って、判明しました。 1000円均一なら確かにお得で人気でしょう。 ミネラルショーと言うだけあって、ビーズを売るショップは少数派。 ビーズ以外の石と比べて選択肢も少なく、1000円均一だとは思わなかったので、ショー価格というのも意外にないし、種類と質と価格を天秤にかけたら、あまり得でもないかも……と思ってしまったのです。 逆にラリマーやシャーマナイト(ブラック・カルサイト)は、専門店が出店してきているので、実物を見てしっかり選ぶには良いチャンス。 インド店さんでは、インドが産地であるラブラドライトやムーンストーン、カーネリアンなどのビーズが選び時であるように思います。 天然石の大ぶりなペンダントヘッドは、かなりお得かも。 さりげなーくピンク・ラブラドライトが混じっていたりもします。 あ、アクセサリーで、つい、欲しいかも……と思ってしまったのは、アメジストのクラスターを、下の瑪瑙の部分ごと使って作ったくりぬき指輪。 アームの部分が瑪瑙、指の上にくる指輪の飾り部分がアメシストのクラスターです。 ごついと言えばごついんですけど、つぶつぶしたアメシストがなかなかかわいく美しい。 あまりにも非実用的そうだったので買いませんでしたが……。

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