カテゴリ:石について考える(調べもの中心)
久しぶりに石ブレス。 しかし、ちょっと訳あり。 タイトルが「experiment」であるように、これは「実験」ブレスなのです。 何を実験するのかと言いますと……。 あちらこちらネットを渡り歩いていると、 「ブレスレットに使ったクラック・クォーツのひびが消えた」 という話をみかけます。 クラック・クォーツというのは、人工的にひびをいれ キラキラ感を出した水晶ビーズのこと。 全体的に細かいひびが入り、しかもビーズに磨かれているので ひびが表面に達していて、何らかの水分が中に染みこみ、 クラックのすきまを埋めて、あたかもひびが消えたように見えるのだろう…… とは想像できるのですが、実際見たことはありません。 果たして、普通に身につけていてひびが消える(消えたように見える)ものなのか。 新宿ショーで安売りビーズを見つけたので、 さっそくクラッククォーツを一連買い込み、 ブレスを作って実験開始。 実験とはいえ、好みではないブレスを身につけるのはいやなので、 ラルビカイトとラブラドライトを合わせてみました。 ラルビカイトはブラック・ラブラドライトとも呼ばれるように、 一見ラブラドライトそっくりの石。 しかし、表面のシラーは白~青で、 ラブラドライトのような濃い青や金色は見えません。 成分としてはムーンストーンが属するカリ長石が大半を占める石です。 つまり、見た目はラブラドライト、成分はムーンストーンというややこしさ。 しかも、今回使ったビーズは、あろうことか「大理石」の名前で売られていました。 まったく、ビーズの名前は要注意です。 実験ブレスなので、好みよりはクラック・クォーツの分量が多め。 濃いグレーのラルビカイトの銀色シラーが、 クラック・クォーツのキラキラと釣り合い、 小さいけれど青い輝きがつよいラブラドライトがアクセントになっています。 現在のひび具合はこんな感じ。 日常の着用範囲と言うことで、調理や入浴、就寝時ははずします。 さて、今後このブレスはどう変化していくのか……。 実験経過をお楽しみに♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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KURO-Mさん、私が何年か前に作ったブレスレットもそうでした。クラック水晶を入れてブレスレットを作ったんですが、いつの間にかクラック水晶からクラックがなくなっていましたよ~。今では透明度バッチリ☆な水晶の状態です。
ほんと、ビックリしました。 KURO-Mさんのブレスレットはどうなんでしょう? 実験結果を楽しみにしています。 (2008/06/14 09:31:17 PM)
突然失礼いたします。
いつも(ついこのあいだからなんですけど)楽しくブログを拝見させていただいてます。 あまりたくさん実験したわけではないんですけど、私のビーズでも、クラックがほぼ消滅しているものがあります。 気のせいかもしれませんが、フローライトと一緒にしてあるものだけのような感じがします。 (2008/06/14 10:08:47 PM)
こんにちは。
また素敵なブレスですね~。グレーのバランスがKUROさんならでは、というか。キレイなばかりじゃなくて、ある種の凄みみたいなのがあるのがいいんですよね・・・。 クラック水晶については、よくそういった話を聞きますね。クラックがみえなくなるのは、汗とか、皮脂が入り込むから、なんでしょうね。とはいえ、どのくらい使い込むと消えるんでしょう? 実験、私も楽しみにしています o(^-^)o (2008/06/15 12:01:17 AM)
水分だとすぐに蒸発するから、皮脂ではないでしょうか。エメラルドのトリートメントと同じ事かも。脂ぎったオヂさんに使っていただくと、きっと早く透明になるでしょう(笑)
(2008/06/15 12:35:12 AM)
お久しぶりです♪
私も何年か前にクラッククォーツにはまり・・・ 沢山クラックが入った物を腕にはめた途端(私は寝る時もブレスをしたままの物もありますが) 私の場合、全部透明・・・、とまでは行かなかったのですが、だいぶクラックが消えて行きました。。。 友達は、もう殆ど普通の水晶と同じ位までクラックがなくなっていました。 一番ビックリしたのが、義母にプレゼントしたストラップなのですが、クラッククォーツと、パールのストラップだった筈なのに、渡した次にあった時には全く普通の水晶に・・・(汗) (義母は身体に悪い部分が多いので余計だったのかもしれませんが) 「あれ?普通の透明の水晶あげたんだっけ???」と勘違いする程でした。 以前、石屋さんのお姉さんが沢山クラッククォーツをつけていたそうですが(私達が見たときはもう透明でしたが)、寝る時もしていたら、1年で全部透明になっちゃった・・・、と、行ってましたよ~。 実験結果、私も楽しみにしてますね~♪ (2008/06/15 07:00:22 AM)
色々な説がありますが・・・
ブレスなら色々と考えられると思うのですが、 義母の例の様に、ストラップのクラックが全て無くなるっていうのは、 どういうことなのでしょう・・・? (2008/06/15 07:03:00 AM)
私のもっているビーズもクラックがなくなりました。
ブレスレットとして使用してあったものだけです。のこりのビーズ(保存してあったもの)は変化なしです。やっぱり使うことによって水やらなんやらがしみ込みクラックがみえにくい状態になるのではないでしょうか? (2008/06/15 12:43:19 PM)
「クラック水晶が透明になる」・・・シリコンゴムではなく‘ワイヤーを通したものも透明になる’という報告があったら、どなたか聞かせてください!
「シリコンゴム」は別名、珪素ゴムと言います。名前のとおり、珪素が成分の一部です。 このゴムは「酸」と「熱」が加わると珪素成分がゆっくり溶け出す性質があります。 ですから、ブレスレットにした場合、皮脂や汗、化粧品に含まれている「酸」と体温による「熱」(37℃ぐらいを熱と呼ぶのか?)で、珪素が溶け出し、クラック水晶の割れ目に染み込むのでしょうか?常時ブレスレットをしている人は調理時の熱でもっと加熱が加わると思います。 水晶の成分にも珪素が存在するので、分子構造上、ぴったりくっついて、‘透明’に見えるほど、一体化してしまうのでしょうか? *耐震用のシリコンゴムで、銅製の十字架を飾り棚に止めて、2週間ぐらいしたら、このシリコンゴムが銅の成分を吸い込んだらしく、透明だったシリコンゴムが銅の色と同じような赤茶色(透明度はそのまま)に変色しました。 「ワイヤー製」と「シリコンゴム製」の両方のブレスレットを同じ環境で実験してみても面白いかもしれません。 (2008/06/15 01:50:26 PM)
私が使っていたクラッククリスタルのビーズは、ヘアピンにワイヤーで巻きつけたものでした。
ヘアピンなので、たまに水洗いくらいはしてましたけど、そんなに皮脂や水分が付くようなこともなかったと思います。 が、やはりもうほとんどとクラックがないです。 (2008/06/15 08:55:47 PM)
桃加さん情報有難うございます!
「水洗いされていた。」とのこと。もともと、地球上の動植物や鉱物には珪素が含まれています。 また珪素は分子1個に対して300以上の水の分子としっかり結合して、その分子構造の組織をより強固なものにする働きがあります。 水晶にも珪素が含まれていますので、「クラックが入ったところに、微細な珪素の粒(粉末)が残り、それが、外的要因の水分を吸収して、クラックの溝を修復したのでしょうか?」セルフフィールドや、接着面が分からないようなタイプのタントリックツインなどは、このような要素で成長するのではないかと考えたことがあります。水晶が成長する晶洞の中は熱水で満たされているでしょうから、自然界でこのようなことが起こり、珍しいタイプの水晶ができるのではないかと思います。研磨したものでも、分子構造は変らない訳ですから、人工的な環境が自然界と合致したとき、同じ変化が起こるのでは、なんて考えたりしますが、果たして??? (2008/06/15 09:24:45 PM)
おお~、クラック消え現象、けっこうあるんですね~。
今も実験中ですが、さすがにまだ変化はないようす。 にしこさん CTDさんもおっしゃっているように、オイルを染みこませてひびを目立たなくする方法があります。 珪素でなくても、水分が染みこむだけで見えなくなる可能性はあると思います。 たぶん「消えたように見える」だけで、修復されているわけではないと思うので。 (2008/06/15 10:31:45 PM) |
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