うちの母（通称マミー）は、大の不動産好き。妹も、負けず劣らず不動産好き。　特に、収益物件（笑）。

　昨日、Ｎ社のオープンハウスに行く電車の中で、「我が家の衝動買い」というタイトルの妹からのメールを受け取った。
「今から、一棟売りのマンションを見に行ってきま～す」

　メールから「買う気」を察知した私。
１週間ほど前、マミーからの電話で、「お父さんが、この年になってまた借金をするのはイヤだ、って言うから、やめておくかってことになったんだけどさ。ナオちゃん（妹）は買いたそうだったけど・・・」って言っていた物件に違いない。

　夜に妹から電話がかかってきた。１２月にやる彼女の結婚式で私が何を着るかという質問の電話。
「ところで・・・　例の件は？　ひょっとして、買う？」
「てへ（笑）」

てへ、って・・・。

母が不動産を買うときは、たいてい即決。物件を見た日か、翌日には決める。
「貸して月に△万円で年間△△万。銀行で○○万円を借りて、月○万円返して、何年で返済。ＯＫ！」っていう計算が、数分でできるのが母の特技。

「あ、でね。今、頭金をかき集めてるから、お姉ちゃんにあげるってお母さんが言っていたお金、なくなるから。『とりあえず借りておけ』ってさ～」

「出してあげる」といわれたときは「いいよ、そんなの。自分たちで頑張るよ」と言いながらも、ちゃっかり計算に入れていた私。。。（Ｔ＿Ｔ）　ごめんよ、マミー。
でも、冷静に考えれば、そっちの頭金に回したほうが得策。

父６７歳、母６３歳だから、老いた父名義で何千万も借金するより、妹（公務員）の単独名義で買えばいいのでは？と思ったけれど、世の中は、というより銀行や売主は、「３３歳の公務員・女」より「６７歳　男」の方が安心らしい。
多分、今はまだ仕事してるから見かけ上のお給料が上だから？　でもこの春で退職するよ？？

我が家の２倍以上の現金を持っている妹に、「金は天下の回り物というけれど、単に回っているわけじゃなくて、お金はお金が好きだから、ある程度あるところにしか回ってこない。」と指摘された。ようするに、「の」の字をお尻の方から書く感じね。

「お姉ちゃん、がんばれ！」
「はーい・・・」

えーっと・・・そんなこんなで頭金が、当初の予定よりも減るので・・・ローン・・・ローン・・・。
姉妹なのに、この金回りの違い。え～ん、え～ん。
妹がマンションの頭金に出すというお金を私に貸してくれたとすると、我が家はローンしなくてもいいのかもってぐらい違う（驚）！

お姉ちゃんも頑張ります。