旧Ozriko Journal

引き続き、映画ネタで。
日本ではもうすぐ公開らしい「３００」
監督：Zack Snyder
キャスト：Gerard Butler, Lena Headey, Michael Fassbender, Vincent Regan, Dominic West


ヘロドトスの「歴史」に記されている、
ペルシア戦争さなかの紀元前480年、
スパルタを中心とするギリシア軍と
アケメネス朝ペルシアの遠征軍の間で行われた戦闘（「テルモピュライの戦い）を
ベースにして描かれたフランク・ミラー原作の「300」をもとにして作られた映画です。
300人のスパルタの兵隊たちが100万人のペルシア軍と戦うというお話。
本当は5200対21万人、ギリシア軍は全滅するまで戦い、
ペルシア軍の死者は２万人におよんだらしい（ウィキペディア参照）。

ストーリーとしてはとりあえずそのまんま、
数的には圧倒的不利な状況にあり、負けることが最初からわかっていても、
降伏も奴隷もありえないスパルタの戦士と、その家族の生き様を描いています。
見終わった印象としては、映像がアーティスティック。
ペルシア軍の衣装や様子は、あれは史実には基づいていないと思うし、
圧倒的な敵を目の前にしてバッサバッさと敵を倒していくのを見るのは、
時代劇みたいで気持ちがよかったです。
まあ実際はめっちゃ血は出てるし、
（タタリガミの腕を持ったアシタカの弓に手を切られちゃう侍みたいに）
手とか首とかとんでっちゃってるんだけど・・・。
衣装や演出のせいで見栄えがするというか、それもなんだかアートを見てるみたいでした。

最終的な結論は（思いっきり私見ですが）、もう一回見ようとは思わないかも。
まあ、そんな感じです。

さて、夏に向けていろいろ面白そうな映画が出てきましたね。
カンヌも終わったことだし、新しい映画をチェックチェック♪