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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:フランスでの事務手続き
パリに来て2年と2ヶ月、やっと夫婦共々がフランスのセキュリテ・ソシアル(社会保険)を手に入れました。
すごく遅いですね、はい、そうなんです。。 今回はここまでの道のりを紹介します。 今までいろいろな人を見て感じたことは、日本人研究者(特にポスドク)の場合、 どこからどういうカタチで収入を得ているかでセキュの取り易さが違うということ。 さて、私たちの場合ですが。 夫は2年間、社会保険がもらえるはずの奨学金をもらっていましたが、 何の通知も来ず、問い合わせても誰も知らないという状況に陥りました。 (日本の窓口は、フランス政府から支給されるはずでもうお金はフランスに全部行っていると。 一方フランスの窓口ではそんなことは知らないよ、というフランスでありがちな状況) その2年間は日本で長期の海外保険に入っていたため、 もういいや、と放置していたのでした。 その間に私は働き始め、私だけ先にセキュを取得。 2年経ったところで夫の収入が奨学金から月々の給料という形に変わったため、 今回やっと夫もセキュを取得することができたのでした。 (1人が加入すれば、家族はそのbeneficiaireとして登録できますが、 夫婦共働きの場合、個別に申請しなければいけないそう。) 取得までの流れを簡単に紹介します。 パリの申請先は自宅に一番近い社会保険センターです。 ココから調べられます。 まずはセンターに直接行って、必要書類を提出。 ・加入申込書(センターの窓口でくれて、その場で記入して提出) ・滞在許可証とパスポートのコピー ・給料明細のコピー ・出生証明書として戸籍謄本の法廷翻訳のコピー ・RIB ・雇用証明(Declaration unique d'embauche:所属する研究所もしくは組織で出してくれるはず) 提出したときに、私も夫も3週間待ってください、と言われる。 ↓ ↓待つこと1ヶ月弱 ↓ 自宅に手紙が着く。 「加入申込書を受け取りましたが、以下の書類が足りないので手続きが進められません」という内容。 そしてなぜか最初に提出した加入申込書以外のすべての書類をもう一度請求される。 これは夫にも私にも、そして研究室の同僚ポスドク2人にも起こっているので、 おそらく高い確率でもう一度同じ書類を提出されるのではないかと思われ。 どうしてなのかは理解に苦しむところ。 指示通り、すべての書類のコピーをもう一度センターへ郵送。 ↓ ↓私は待つこと1ヶ月。夫は待つこと3日(運がいいと早いみたい)。 ↓ セキュ番号が記載された「Attestation」(証明書)が届く。 ↓ ↓待つこと1週間 ↓ 緑のカード(Carte Vitale)が届く。 私たちには随分長い道のりでした・・。 やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 11, 2007 06:23:08 AM
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