AVENSIS DIARY

2005/06/06(月)01:55

石井知事とのふれあい対話5

森のゆめ市民大学(165)

【副実行委員長】 市民大学が勢いを増していくための要素とすれば、生徒さん受講生がたくさんになるということと、併せて私どもの運営スタッフにいろいろな分野の人が集まっていくということがもうひとつの大きなファクターなものですから、そういう意味では、県のかた市のかたいろいろな人たちが入って欲しいという要望でございます。 話題が変わりますけども、私ども年間一万円の受講料でやっておりますけども、一方で、高校生無料でどうぞおいで下さいよと、学校の場では勉強できないいろんな勉強できるだろうからということで、まだ充分に高校の先生方に伝わってないのかもしれませんが、これから一層やっていこうと思っているのですが。 ただ現実的には、教育現場はいろいろカリキュラムがたくさんあって、なかなか校長先生に伝わっても直接担当の先生に伝わらずに 生徒さんには伝わらないということが、往々にしてあるわけなんですね。実は、数は少ないのですが2回。NHKの解説をしておられた小林和男さんのときに高校生が2~3人。それから先日、俳優でエッセイストの児玉清さんに来ていただいたときに高校生1人か2人が来てました。彼らの姿を見ていると非常に感動して帰っていくんですね。直接、日頃会えないテレビの画面で見る先生がたとお話ができたらというだけでも大変勉強になって帰っていくんだろうと思うのですね。 こういう体験をもっともっと地域の高校生たちに体験させてやりたいなという思いで、今、教育現場のほうにお願いしてるんですけども、現実はなかなか進まない。 私が言うまでもなく、最近の高校生たちは、携帯電話とかテレビゲームだとか「個」の世界に日常暮らしていて、人と人、そういう広い仕組みみたいなものをなかなか経験する機会ない。そういうことで、これからより一層進めていこうかなと思っています。県の高校の教育委員会の場で何かありましたらよろしくお願いします。(2分50秒) 【石井知事】 私はまだPRが浸透してないかもしれませんが、今年の17年度の県の予算でも、人の配置の面でも従来以上にNPO活動やボランティア活動が活発になるように、本来の志がおかしくなるような応援のしかたはよくないけれども、なるべく応援しようということで、予算をいろいろつけてあるんですね。私のマニュフェスト見ていただければ、そういうNPO活動とかボランティア活動を 大いに活発になるような社会にしますということを書いていまして、そういうことをこれからも言うつもりで、今でも言っているつもりなんですが。 さっきも、ふれあい対話ということで、東部中学校で、例の「14歳の挑戦」を経験した生徒さん、それから受け入れた企業、保護者のかた。今年14歳の挑戦をやろうとしてる中学二年生のかたとか、いろいろな話を聞かせてもらったんですがね。ああいうことで中学二年生の人が、実際に企業なり福祉施設なりに行って、働くことの厳しさとか、また働いて周りの人から評価してもらってありがとうといってもらうことのうれしさとか、こういうことを体験して自分がなんのために学校で勉強してる意味が改めてわかるとかね。あるいは将来、自分がこういう方面で、社会に出て働きたいとか。また、それがきっかけで、ご両親が土日疲れた顔してごろ寝をしてる背景もわかるとかね。というような効果があるということがよくわかりましたが。高等学校の生徒さんにも、なるべくインターンシップみたいなことを進めて、企業とかいろんな福祉現場なんかとの接点を持ってもらおうと思ってるんですがね。 こういう皆さんのまさに市民運動で支えていらっしゃる森のゆめのみなさんのプログラムに参加して勉強するというのもいいし、またこういうことで汗を流してがんばってらっしゃるみなさんのお話を直接お聞きすることも勉強になるものですから、また教育委員会でみなさんとお話する機会ありますので、たいへん立派ながんばってらっしゃる事例の一つとして、ぜひ「森のゆめ」のことも話してみたいと思うし、いづれにしても次代を担う若い人たちが中学校とか高校で教室で勉強するだけでなくてね。できるだけ社会と接点を早いうちからもって、働く意味とか、社会参加するというのはどういうことかとかね、そういうことを考えてもらうきっかけにするにはすごくいいことだと思いますから。(3分50秒)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る