2006/07/02(日)23:09
ジョイント・コンサート
世界的二胡奏者のジャー・パンファンさんと郷土の音楽家の滝沢卓さんのジョイント・コンサートに行ってきました。
「七夕」「海」などの童謡やジャーさんの「睡蓮」「月光」「タンゴ オブ エイジア」「ジャムスの夏」、滝沢さんの「ミラージュー」「イタイイタイ」の競演が素晴らしかったです。
途中のトークの掛け合いも、お客さんにとってもうけて、和やかななかにも盛り上がりをみせるコンサートでした。
最後は小ホールとは思えない大きな拍手でアンコールがあり、そこで弾かれた「旅愁」という曲でゾクゾクッときました。
天と地に糸を張ってそこに二胡をくっつけ、その周りをジャーさんが回りながら弾いているようなインスピレーションを得ました。
コンサート終了後のサイン会で新譜の「月光」にサインをいただき、さらにその後の打ち上げにも参加させていただきました。
とっても気さくで柔和な人柄のジャーさん。舞台の上と同じでした。
すでにお父さん、お母さんを亡くされ、身内はお兄さんだけと伺いました。
曲を弾くときは、その場で感じるものを特に大切にされているということでした。
素晴らしい安定感と迷いのない演奏でした。
「花」や「島唄」など沖縄の曲を演奏されている理由を聞きましたら、松山千春さんとのコンサートでのつながりということで、最近はコンサートでは弾かれていないということでした。
CDにお香を入れられている理由を伺うと、アメリカなんかで発売する場合に、アジアをかんじさせることができるというレコード会社さんの企画だということでした。
レンタルショップで、これはとっても感じますよというと、マネージャーさんから、そうなのと返って感心されてしまいました^^;
まさか、こんなに間近にお話する機会があろうとは・・・不思議な感じです。
実行委員会のかたたちも素晴らしく、よい空気が中心部から外側へ外側へと環を描いて広がっていくような感じでした。
滝沢さんのシンセの音色も輝いていました。
滝沢さん実行委員会のかたたちにも感謝しています