カテゴリ:投資一般
今日は午後の仕事をお休みして、UFJつばさ証券主催のピーター・タスカ氏の講演会に行って来ました。演題は「日本経済の動向と株価」です。講演でタスカ氏は
1. 日本株は過去とは比較にならないほど割安である 2. 日本企業はキャッシュを潤沢に保有している 3. リストラによって日本企業は効率的になった 4. 世界レベルでのデフレが終焉しつつある 5. 不動産は底入れの兆しがある 6. 銀行問題は終焉した の6つのテーマを軸に「なぜ日本株を買うべきか」を解説しました。1から6のテーマに目新しさはないのですが、それらのテーマを有機的に関連付けて、それなりに説得力のあるストーリーを聞かせてくれました(さすがプロです)。 タスカ氏は頻繁に「裁定(アービトラージ)」という言葉を口にし、様々な予測を「アービトラージ」で理由づけていたのが印象に残りました。思っていた以上に「アービトラージ」は強力な概念のようです。 講演が終わった後に、前々から行きたいと思っていた「ジャン・コクトー展」(北海道立近代美術館)に行きました。コクトーは作家・詩人として有名ですが(代表作は「恐るべき子供たち」)、文学のみならず、美術、映画、音楽、芝居、バレエなど芸術のあらゆる分野で才能を発揮した人です。 展覧会は絵画、版画、彫刻、陶芸、タピストリー、宝石など様々な技法による作品が200点以上も出品されており、コクトーの世界を堪能できました(丹念に見たので疲れましたが)。コクトーのポートレート(写真)もかなり展示されていたのですが、若いときも年を取ってからも男前です(うらやましい限り)。 美術館からの帰りに、以前から気になっていた中華料理店に行ったのですが、これがまた大当たり。今日は充実した1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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