テーマ:ファンド(48)
カテゴリ:投資一般
シティ・カンレシーと野村ボンド・セレクト・トラスト(BST)という金融商品があります。外貨MMFと同じく海外の短期債券で運用される外貨建のファンドで、リスク・リターンも外貨MMFとほぼ同じです。前者はシティバンク、後者は野村證券の取扱いで、選べる通貨はそれぞれ
シティ・カレンシー: 米ドル、ユーロ、ポンド 野村BST: 米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル となっています。ご存知のように外貨MMFは毎月末に分配金が支払われ、そのうち20%が源泉徴収されます。ところが上の2つの商品は分配金を全く出しません(かわりに基準価額が徐々に上昇してゆきます)。したがって分配金への課税もありません。 さらに上の2つの商品はともに債券型の外国籍投信なので、投信の値上がり益に対する課税もありません。つまり外貨預金・外貨MMFと異なり全く税金がかかりません。欠点はいずれもネットでは購入できないので、店頭・コールセンターに電話しなければならないことでしょうか? 不思議なことにシティバンクはシティ・カレンシーの宣伝を全くしてません(シティのHPにも情報はありません)。シティ・カレンシーの最低購入額は米ドル建てが4000ドル、ユーロ建てが3000ユーロ、ポンド建てが2000ポンドです。野村BSTについては下記のURLを参照してください。 http://www.nomura.co.jp/retail/fund/ffund/bst/index.php 5/15の日記に書いたように、私の投資はシティバンクの外貨預金にはじまるのですが、後に外貨預金が不利であることに気付いたため、全額をシティカレンシーに振り替えました。すでにシティバンクで外貨預金をお持ちの方・野村證券で外貨MMFをお持ちの方にはお勧めできる商品です。 (追記) シティカレンシーに関しては、下記のGabbianoさんのブログのコンテンツも参考になります。 http://www.lagazuoi.com/gabbiano/archives/2005/02/citibank.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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