カテゴリ:音楽
ルネサンス期はポリフォニー形式による宗教音楽が花開いた時期です。デュファイ、デ・プレ、ラッスス、パレストリーナ、ジェズアルド、ビクトリア、タリス、バードなどの才能ある音楽家達が、多くの美しいアカペラのミサ曲を残しています (といっても普通は誰も知らないでしょうが)。
なかでもジョスカン・デ・プレ (Josquin des Prés) は 「レオナルド・ダ・ヴィンチが美術で果たした役割を音楽に置いて果たした」 と言われるほどの大物です。そんな彼の代表作が 「ミサ・パンジェ・リングァ」 (Missa Pange lingua) です。各声部が複雑に絡み合いつつも、主旋律が浮かび上がるさまは、このうえないない美しさです。 「ミサ・パンジェ・リングァ」の録音は複数ありますが、お勧めはタリス・スコラーズによるものです。グラモフォン誌のRecord of the Year (1987)にも選ばれた名盤でもあります。 CDの紹介 http://www.gimell.com/gimell-cgi/showcd?cd=CDGIM+009 (後ほど加筆する予定です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|
|