過熱感
世間はクリスマスで盛り上がっているようですが、我が家はまだ引越しの荷物がかたずいていません。人間らしい暮らしができるようになるのはしばらく先のようです。おまけに年内締め切りの大きな仕事が舞い込んできたので、昨日は休日出勤でしたし、明日も休日出勤する羽目になりそうです。さて、アセットアロケーションを話題にする予定でしたが、急遽計画変更です。この1週間で現物株のポジションを大幅に圧縮しました。加熱している相場がちょっと怖くなったからです。恐怖を感じるようになった理由はいろいろあるのですが、決め手は 「おは奥」 「すて奥」 「主婦の友」 「サンキュ」 といった節約主婦雑誌 (DQN系?) が株の話題を取り上げ始めたことでした。「靴磨きの少年までもが株の話をする」 というケネディー (父) のエピソードを髣髴させます。ネットを巡回しても少し前に比べて 急速に「恐怖感」 が薄れてきているように感じます。ここ2,3ヶ月以内に株を始めたというビギナーも大量発生中のようです。じじばばしかいなかった店頭証券も最近は同世代の人たちを多く見かけるようになりました (じじばばも前より多くなりましたが)。とはいえ相場の神様は意地悪ですから、私如きが現時点で恐怖感を感じるということは、上昇相場はまだまだ続くのかもしれません。ネットの雰囲気も 「幸福の絶頂」 には程遠いし。仮に終わりが近いとしても 「上昇相場は崩れる直前が一番美味しい」 のですから、今降り始めるのは愚かなのかもしれません。でもいいんです。ゆっくり資産が増えれば満足だし、他人が自分よりどれだけ多く儲けてもどうでもいいし (ちょっと負け惜しみも混じってますがw)。現在の急激な上昇相場が崩れるのが来月なのかあるいは1年以上先なのかはわかりませんが、崩れるときは壮絶でしょうね。私のような小心者やトレード系の人たちはかすり傷で済むかもしれませんが、中途半端にファンダメンタルで投資している人たち・単なるパクリなのに自力で投資しているつもりになっている人たちは少なからず退場することになるのかな。とくにリスク管理ができてないのに信用を使ってる人たちは即死だろうし。で、私はそういう人たちが落としたナイフをちゃっかり拾っちゃおうと思ってます。ナイフが落ちてくるのはいつのことだかわかりませんが。今はすることがないので外貨建て資産を徐々に増やしてます。もうちょっと円高になってくれないかなあ。