2007/07/03(火)06:53
大豆イソフラボンの摂取は自然食品から
「大豆イソフラボン」(大豆イソフラボンとは)大豆イソフラボンは配糖体
(糖と他の化合物が酸素をはさみ結合したもの)
の一種です。天然植物のみに存在するフラボノイドの仲間で、
特に大豆胚芽に多く含まれます。構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ているので、
別名「フィトエストロゲン(植物女性ホルモン)」
とも呼ばれています。体内でエストロゲンと同じような働きをすること
で多くの健康効果が期待され、注目されています。(大豆イソフラボンの健康効果)・更年期障害緩和(減少した女性ホルモン
(エストロゲン)のかわりとなって働く)・骨粗鬆症予防
(骨からカルシウムが溶け出すのをおさえる)・美肌・美白効果・乳がん・前立腺がん予防(抗エストロゲン作用)・血圧・血清コレステロールの低下「男と女のイソフラボン」(美と健康 女性の場合)肌のうるおいやハリを保ち、美しさを保つとされ、
化粧品にも使われている大豆イソフラボン。実際、大豆イソフラボンを摂ると、メラニンの
生成を抑える効果があるなど、美しさへの
貢献度は高いようだ。また、健康面でも注目度は高い。
更年期障害による顔のほてりといった諸症状の
改善をはじめ、閉経後の女性に多い骨粗しょう症
の緩和、さらには乳がんの発生を抑制する
はたらきがあるとされ、熱い期待を集めている。なかでも乳がんについては、日本女性2万人を
対象にした調査で、大豆イソフラボンを多く
摂ったグループの乳がん発生率は、他の
グループに比べて約54%も少なかったという
驚くべき結果も報告されている。 (通風や男性特有のがんに効果 男性の場合)前立腺肥大・前立腺がんの抑制効果だ。これはご存知の通り、男性特有の病気で、
ホルモン依存性のがんといわれている。これに対して、女性ホルモンと似たはたらきを
する大豆イソフラボンが効果を発揮し、発生を
抑制するというのだ。また、患者の90%以上が男性とされる痛風も、
大豆イソフラボンを積極的に摂ることで抑制
されるのではないかといわれている。(生活習慣病に効果)高血圧やコレステロールなどに関するさまざまな
研究成果が発表され、生活習慣病の予防のためにも、
大豆イソフラボンを積極的に摂る生活が薦められ
ている。なかでも現段階で、効果のほどが着目されて
いるのが、コレステロールと血圧に対する影響。脂質などの摂り過ぎによって、血液中の
コレステロール値が高い状態が長く続くと、
動脈硬化などの疾患を招きがち。ところが、大豆イソフラボンを1日約40mg摂る
生活を4週間続けたところ、グラフのように
コレステロール値を低く抑えることができた
と実験でも実証されている。また、同様の実験では、血圧も変化。
血圧を低く抑えることができることが
わかっている。大豆イソフラボンの生活習慣病への好影響が実証
されていくのかもしれない。
詳しい説明は、次をご覧下さい。>> 大豆イソフラボン