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2012年10月24日
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- 映画コラム -
インディ・ジョーンズ・・・
輝かしい 『バッタモン』 の世界



『の』 シリーズ化決定ですw


本作自体が 過去のハリウッド冒険映画のオマージュ的色合いが
強いので、むしろ本家こそ 壮大なバッタモンと言えるかもしれません

インディのモデルと言われているのは 美術史家ラングドン・ウォーナーという人で
別にムチは持ちませんが、中国では敦煌の壁画を剥がして持ち去るなどの行為が
略奪者・争奪者』 としての映画のイメージに繋がった様です

『スター・ウォーズ』 で自らSFブームを作り出し そのSFブームの最中
冒険映画を打ち出した ジョージ・ルーカス の時代を読む 『』 は

マーケティングでリサーチした様な 無味乾燥な数字 などとは違う
世の中の流れをで感じ体感する中で養われたものだからこそ

人々が望む 『夢・希望』 を
映像化する事が出来るのだと思うのです


ルーカスの創造した物語に世界中が熱狂するのも
『良く考えられている』 作りにでは無く 『痒いところに手が届く』 所に
理由があるのでしょう


今回はインディー・ジョーンズ人気に乗っかり 制作された、バッタモン(偽物)を
ご紹介したいと思います

あなたは幾つご存知でしょうか?


△▼△▼△



ロマンシング・ストーン 秘法の谷
​Romancing the Stone​
1984年アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デヴィート


スピルバーグの弟子に当たる 今や巨匠となったゼメキスが
バック・トゥ・ザ・フューチャー』 でブレイクする一年前に制作した
コメディタッチの冒険活劇です

女性に振り回される役をやらせば天下一品のマイケル・ダグラス
胡散臭い自称冒険家が 世間知らずの女流小説家の先生と
ジャングルをデコボコ道中する という鉄板ネタです

通常便乗商法である作品にありがちの 無意味な展開 というモノがまるで無く
全編畳み掛けるような脚本の妙が 本家に勝るとも劣らない
冒険活劇の 名作としても 見応えある仕上がりになっています

本作のヒットで続編 『ナイルの宝石』 も制作されました
こちらは一作目程のクオリティは感じられませんでしが

撮影に 後の監督作 『スピード』 のヤン・デ・ボン がクレジットされているなど
スタッフの充実と 2,500万ドルの本家を凌ぐ制作費が吉となり

世界的大ヒットを記録するシリーズとなりました

本作での主演トリオである
キャスリーン・ターナーとマイケル・ダグラスとダニー・デビートは
この後 『ローズ家の戦争』 で再度タッグを組んでいます

△▼△▼△



キング・ソロモンの秘宝
​King Solomon's Mine​
1985年アメリカ
監督:J・リー・トンプソン
出演:リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン


さて、ここからが本題です

本作はH・R・ハガード原作による冒険活劇の映画化で
プロットもインティージョーンズに似た作品ながら
100年前に発表された小説である事から

むしろこちらが本家感のある作品と
言えなくもないですが

見ての通り インディージョーンズのバッタモンの謗りは拭えません

やりようによっては 冒険活劇としても 見応えのある仕上がりになる筈の所を

どういう訳か 学芸会の様な3流の脚本による
全てを台無しにする様なチープな効果が

本作をどうしようもない ダメ作映画に 成り下げました

理由は、まるで思いつきの様な展開にある訳ですが
こうなる理由は、映画界では結構「脚本あるある」で


当初上がってきた脚本が
予算を考えない映像化不可能なものだったり
映像化したら何時間にもなる壮大な物語になっていたりで

その後仕方なく、撮影可能な感じに
脚本を次々とカットして行った事によって
本来あった布石までもカットする事となり
それによって物語の整合性が失われた為ではないかと

考えられます。


それでも 『将軍』 のTVシリーズで日本でも話題になった
リチャード・チェンバレン
『氷の微笑』 のシャロン・ストーンの主演に
映画音楽の巨匠ジェリー・ゴールドスミスによるスコア

『ナバロンの要塞』 『マッケンナの黄金』 の名匠 J・リー・トンプソン
テンポある演出などの支えから 本作は意外なヒットを飛ばし

87年には『キング・ソロモンの秘宝2 幻の黄金都市を求めて』なる
ポンコツ映画も出現しました

これに至っては 『キングソロモンの秘宝』 は何一つ関係無いジャンと

世界中からノリツッコミが聞こえてくるような内容で
解説する気も起こらない出来となりましたw



△▼△▼△



冒険王​​
Dr.WAi in the Scripture with No Words

1996年 香港
監督:チン・シウトン
出演:リー・リンチェイ(ジェット・リー)、金城武


『ハムナプトラ』 が来ると思いましたか?w
中国の至宝と呼ばれるカンフースター ジェット・リー
アジアの国際スター 金城 武と組んだ

今更ながらのインディーバッタモンの怪作です


内容と言えば 解説する気も起こらないアレな内容で
ジェット・リーのカンフー目当てで鑑賞したなら肩透かしを食わされる
方向性もよくわからない香港映画的珍作な仕上がりとなっておりますので
鑑賞には注意が必要です

とは言ったものの
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』 シリーズのヒットメーカーである
香港の名匠 チン・シウトン監督作なので

珍作ながら 随所に見られる力技を容易にスルー出来ない所が
実に 映画ファン泣かせ の作品でもあります

2012年の最新作『白蛇伝説 ホワイト・スネーク』で
再びジェット・リー主演でメガホンを取っており

香港国内での 健在ぶりが見られます


ちなみに先ほどのもう一つのバッタモン
『ハムナプトラ』シリーズの3作目の悪役として
ジェット・リーが出演しているのは 非常に興味深い所です


蛇足ですが、

セガール映画プロ を自称するウチとしましては
2004年制作の スティーブン・セガール主演
沈黙の聖戦』 の監督としても
記憶に新しい 苦笑に暑い覚えがある所ですw


△▼△▼△



パ★テ★オ
PATIO

1992年11月 日本
監督:楠田泰之 脚本:吉本昌弘
出演:菊池桃子、加勢大周、保坂尚輝、鈴木京香、宝田明


・・・まさかこんなモノが出てくるとは 思わなかったでしょう(笑)

92年フジテレビ系TVドラマで、
PART1 9月18日、PART2 10月23日のTV放送後
完結編を劇場公開するという流れを作った
最初の作品と言えます

3作品と比べれば インディ・ジョーンズ的な画面はそれほどでは無いですが
プロットに明らかな影響が見られる所が 巧妙 と言える所です

脚本家 吉本昌弘による アベクプカンパニー制作 3部作
『もう誰も愛さない』 『あなただけ見えない』 『もう涙は見せない』
に見られる
ジェットコースター・ドラマ
という言葉を流行させた一連の流れの中で制作された
話題作でした

このジェットコースター・ドラマは
現在 韓流ドラマ に受け継がれ

『愛憎ドロドロ劇』 のジェットコースター振りは
この時代の日本ドラマを見る様である所が

この世代の方々が 韓流ドラマにハマった最大の理由だと思われます


△▼△▼△


というわけで、いかがでしたでしょうか?
インディ・ジョーンズ的冒険活劇の世界的波及がお分かり頂けましたでしょうか

このシリーズを続けていますと 何とかして大ヒット作にあやかりたい
関係者の方々が引き起こす あがき が、

やがて各界に新風を巻き起こす 流れ を作るのか
単に ポンコツ の謗りを受けるのか

歴史に立ち会っているような気分になるのが
とても興味深い所でした


それでは 次回をお楽しみに☆

















最終更新日  2022年08月11日 14時01分10秒
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