オジィさんのつぶやき

2012/09/13(木)13:01

金本伝説

「球団内部に慎重論も...金本の背番号『6』永久欠番検討へ」(スポニチアネックス)ついに、その時が来た。「アニキ」引退。広島に入団した時、周りの「プロ」を見て今のままじゃレギュラーになれないと徹底して練習した。そうしてレギュラーを獲得した。 FA権を獲得したとき、星野阪神監督がアニキを誘った。「広島にお世話になったので、他所へは行きません。」ときっぱり。星野監督そこから毎日電話した。返事はいつも「NO。」明日FA宣言をする最後の日、やはり「NO。」だった。ところが夜中に電話があり、阪神へ行きますと言った。 星野監督が「アニキ」を取りたかった理由。当時の阪神の選手に無いモノを全て持っていた。当時の阪神の選手は、勝ったら祝勝会と称して「北」へ繰り出す。負けたら残念会で「北」へ。ともかくその日、その場限り。その上、怪我をする。すぐに休む。 アニキは休まない。ともかく練習する。怪我をしない。多少の怪我なら出場する。骨折しても片手でヒットを打った話は有名。4番打者が休まず練習するんだから、その他の選手が怠けられる訳がない。プロのあり方を実践で他の選手に示した。 黒い噂で引退した芸人が「金本さん、南にえぇ店、出たんで、ご一緒しましょ。」って言った時、「終わったら、連れて行ってください。」と応えた。シーズンが終わり「行きましょ。」と声をかけたら、「(選手生命が)終わったら行きましょう。」って意味だと言った。 近頃はやや不振だったが、その存在はそんな程度の成績を補って余りあるものだった。連続出場記録が途絶えた時も、言い訳しなかった。当時の監督は「本人(金本)が言ったから。」と言い訳した。代打はお粗末な結果だった。大記録は一人では作れない。周りの協力が必要。そのことはアニキが1番分かっていた。 当分、少なくとも、今の阪神には、アニキを越える選手は出ない。球団は相変わらずつまらない「事」にこだわっている。阪神はどれだけアニキに世話になったか。そんなことも分からないから、今のていたらく。所詮三流は、一流の心を計り知る事は出来ない。 お互い三流なんだから、せめて一流の邪魔したり、その名を汚すような見っともない真似だけは止めましょうや。 Vチョコエッグ 阪神タイガース フィギュア 金本智憲選手 にほんブログ村

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