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カテゴリ:マンション・ライフ
「教官に叱られた直後に無言で自動小銃を発砲 18歳自衛官候補生、殺意は否認 自衛隊員2人死亡」(東京新聞) 1982年「愛と青春の旅だち」(原題:An Officer and a Gentleman)アメリカ映画を観ました。 一般市民が、将校として育成されてゆくドラマ。 リチャード・ギヤがカッコ良かった。 その映画の中の研修は、過酷そのもの。 気合と根性を教官が、将校候補生に叩き込んでゆく。 基礎訓練で少なくない若者が止めて行く。 時には、教官自身も身を削って、候補生を育成する。 最後は、研修所の地元の洗濯女性と結婚するって、ドラマ。 カッコ良かった。 今回の自衛隊の件、育成方法は「気合と根性」なんだろう。 国を守る。 当然その訓練は、過酷にならざるを得ないだろう。 育成する側の精神に、チットでも、曇りがあれば、「イジメ」と変わらない。 自衛隊を止めたお知り合いは皆さん、「イジメは日常だ。」と仰る。 無論、一方的なお話。 その「イジメ」に耐えた人たちが、立派な自衛官になるんだろう。 18歳、若い。 キビシぃ訓練をイジメと勘違いしてもおかしくない年齢。 昔と違って、通常の学校教育は、全く「気合と根性」を求めなくなった。 高卒で、いきなり「気合と根性」「命令絶対」を求められれば、戸惑うことは想像に難くない。 命令を下す側に、人としての緩みがあれば、命令される側は直ぐに気づく。 表面は従うが、腹の中では舌を出している。 心の中で「アッカンベェ」できる余裕があれば、良いが、18歳。 経験は全くないだろう。 銃の管理方法、等々に些事にも課題はあるだろうが、根本的に育成方法を見直す必要があるんじゃなかろうか? 気合と根性だけでは、人は育たない。 そんな事は、世界を相手にするスポーツ界ではすでに、認識済み。 厳しさとは、人を罵倒する事ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月15日 16時00分07秒
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