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カテゴリ:マンション・ライフ
「ビッグモーター兼重宏一・前副社長の人物評 『お坊ちゃん』『世間知らず』で『人望が厚かった前社長とは違う』の声も」(マネーポストWEB) 中小・零細企業の2代目教育は、なかなか難しい。 ある零細企業の引継ぎ例。 共に、本業はそこそこ儲かっていた。 <悪い例> A社・副社長が継がせるなら、先ずは「『他人の飯』を食わせろ。」と提言。 そこで社長、客先のB社・副社長に頼んで、入社させた。 A社・副社長、やや、ご立腹。 「お客様に、(息子の)正体がバレちまうよ。」 心配は、大当たり。 当時のB社・新入社員、20名。 業界の公的基本試験を全員が受けた。 落ちたのは2名だけ。 その内の一人がA社・社長のムスコ。 S社・副社長「なんで、合格できなかったんだ!」と下請けA社・社長に詰め寄る。 その前に、A社・社長、ムスコに確認していた。 ムスコは「教え方が悪いんだ。」と親父の質問に答えた。 普通のオヤジなら、「他人のせいにするな!オマエの不勉強のせいだ。」と叱責するところ。 ところがこのA社・社長オヤジ、B社副社長に「教え方が悪かったんですよ。」とムスコの寝言をそのまま、ほざいた。 B社・副社長、呆れながらも、別日、担当部長を呼びつけた「君んとこの、教育が悪かったんじゃないんの?」 部長さん「はぁぁぁぁぁぁ?」と心の中で叫んだ。 「副社長の申し入れだから、採用したのに、ウチの教育方針が気に食わないなら、居てもらわなくても結構。」 ・・・・で、ムスコ、しばらくして退職。 予定通り、A社に入社。 入ったが、あまりに出来が悪いので、A社・副社長始め、役員から、「アンカンでぇ。」意見、連発。 でも結局、役員連中が亡くなると、社長の座に収まった。 A会社の行方? まだ、残ってます。 <良い例> C社の例。 社長、ムスコを自分の会社、C社に直接入社させ。 但し、その際、ムスコEには、母方の苗字を名乗らせた。 その事は、C社・社長の腹心、D副社長しか知らなかった。 ムスコには、「オレのムスコだって事が、バレたら、オマエは、この会社から出て行ってもらうぞ。」と言い渡した。 20代で入社した、ムスコ、他の社員の倍、働いた。 40代になった時、役員になった。 社員がみんな「Eさんなら、役員になっても当然よねぇ。」と納得した。 その時、発表された。 Eさんが実はC社長のムスコだって。 皆、ビックリ、でも、その実力を認め、「C社長の後継者」として、快く受け入れた。 今でも、隆盛を極めている。 中小・零細企業の後継者問題は、難しい。 持ち株数だけで、シャチョー・シャマ? エェけどねぇ。 結局「ビッグ・モーター問題」になっちまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月01日 16時08分50秒
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