2011/01/08(土)00:12
猛毒物質盗難~!
栃木県日光市清滝町の古河電気工業日光事業所で、物置に保管してあった猛毒物質
「シアン化金カリウム」100グラムが入った瓶11本(計280万円相当)が盗まれたと、
同事業所が7日、日光署に届け出た。
県警によると、「895人分の致死量に相当する」という。
同じ物置に保管されていた青酸カリ約40キロは手つかずで残っており、
県警は、何者かが化合物に含まれる金を取り出す目的で盗み出した可能性もあるとみて捜査している。
発表によると、シアン化金カリウムの瓶は、工場1階のスチール製物置に鍵をかけて保管していた。
作業員が年末年始の休業明けの5日に鍵を開けたところ、
保管していた33本のうち11本がなくなっていた。
休業前の昨年12月28日には33本あったという。
物置のシリンダー錠には、こじ開けられたような跡はなく、2本ある鍵も確認されている。
シアン化金カリウムは、毒劇物取締法で厳重管理が義務づけられ、金メッキなどに使われる。
何だか恐い事件ですよね。