マタニティウィッスラーの最後(笑)
おかげさまで、9月30日の0:59、マタニティウィッスラーではなくなりました。…要するに、無事、第4子(三女)(3,150g)を出産して参りました↑生まれて1日半くらい経って、初めてのお風呂に入ってさっぱりしたところ。シンラにそっくりで、「宿題やった?明日の支度カンペキ?」などと小言を言いたくなる名前は「初月(はづき)」。夫が作曲した「はじめての月」という曲名からとりました。「虫の声が響く秋の夜、赤ちゃんを抱いたお父さんが散歩している。見上げると、夜空に月。赤ちゃんにとっては、生まれて初めて見る、月。」…そんなテーマの曲なので、ちょうど季節もぴったりこの曲、いつか、夫のピアノと私のくちぶえで演奏したいなぁ…と思いますが、高いAが出ないと演奏できない…でも練習してるとたまに出るときもあるので、これからがんばって練習していこうと思います♪JWFのページのリンクにも、口笛を吹きながら出産されたお話が載っていますが、私も今回、陣痛のとき、いきみたいのを逃すのに、口笛を吹いてみました。効果は、絶大でした私の場合は、曲は吹かずにただひたすら低音ロングトーンを吹き続けました。…ほんとは、夏川りみの「童神」を吹くつもりだったんですけど、陣痛が強くなってから吹き始めたので、曲を吹く余裕がなくて…もう少し早い段階から曲を吹いていれば、そのまま吹き続けられたかもしれませんが。以下、「実践・くちぶえ出産法(くまりおわり編)」をご紹介。・陣痛が来たら、低音(私は真ん中のC~Dを目指しました)のロングトーンを、 息が苦しくない程度の長さで、ピューーーーーー、ピューーーーーーーー、と 繰り返し吹く。・陣痛の合間に、リップクリームを塗ったり、飲み物で唇・口内を湿らせる…それだけ(笑)高音より低音の方が、いきみを逃すのに効果的だと私は思ったのですが、そのあたりは人によるかもしれません。私の場合、子宮口の開きが8~9cmのとき(陣痛が最もつらい時期)、強くなる陣痛への恐怖心からか、つい、吹き始めの音程が高くうわずり、息も混じって汚い音になってしまったのですが、そんな音が出てしまっても慌てずに、次の吹き始めでは音程が下がるように、息が混じらないように、くちびるに意識を集中!!させると、なんとかいきみを逃すことが出来たのでした。そんなこんなで分娩台に上がって、「じゃ、次の陣痛で、思い切りいきんでみてください」と助産師さんの指示が出るまで、ひたすら低音ロングトーンを吹き続け、ギリギリまでいきみを逃せたおかげで、切開せずに数回のいきみで無事、赤ちゃんが生まれました。高齢出産だし前回から6年空いてるし、私の不安はけっこう大きかったのですが、若い助産師さんが「こんなきれいなお産、初めて見ました」なんて言ってくれて、いやぁそれほどでも、照れ照れ赤ちゃんも元気でしっかりしていて、そしてかわいいとにかくかわいい…たとえ、いずれアオイのようなサルになるとわかっていてもさて、若奥様ウィッスラーのみなさまはもちろん、奥様のいらっしゃる男性ウィッスラーのみなさまも、ぜひ一度、くちぶえの音色とともに新しい家族を迎える体験をしてみてください!くちぶえさえ吹ければ、心構えだけで、別に事前の準備も訓練も要らないし、陣痛室~分娩室は、悲鳴や叫び声を上げる人もたくさんいるらしいので、くちぶえの音を気にする必要もありません。…ま、助産師さんも産科医さんも、最初「何の音???」って、ちょっと怪訝なおカオはしますけどね