2006年1月のぶいよん的ヘビーローテーション ~マキ凛花~
おそばせながら、2006年の第一発目!!頭から新曲ってモノはええのがなかったので、昨年末に出会った素晴らし~いアーティスト!マキ凛花ライブで出会ったんやけど、すごい独特の空気感をつくる女性。彼女が現れたとたん、50年代戦後の日本の夜の街って空間が生まれる。タバコの煙でムンムンとした古臭いビルの一角にあるバー。そこに溜まる当ても無い男共。そこで毎晩現れては歌うジャズシンガー。その時、店の中に一輪の花が咲いたように、下向き加減であった男たちが彼女を見る。そして、彼女は歌い終わるとスーッと消えていく。そして店には、花が咲く前と同じ空気になる。そういった特別な世界観を生めるマキ凛花。昔のジャズ的ニュアンスをこの時代に本当に再現したすごい子だと思う。声的には、たまーにビリーホリデーっほい声で、でも感情面では完全にビリーのように豊かに表現する。