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テーマ:国際恋愛(198)
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昨日は最悪でした・・・
私にとって最悪?? いいえ。 ちがいます。 ・・・ トウフにとって最悪なことだったのです。 ・・・ 正直にお話します。 いつも、だいたい正直だけど(笑 彼はインタビューに落ちてしまったのです・・・ かわいそうに・・・ 面接に落ちるって、実は私には経験のないことです。 だって、私は何度もいうように就職が無いなんていう職業をえらばなかったから。 しかし、トウフは・・・ ちがいます。 彼は大学院卒業生。 それも、本人曰く、有名な大学と大学院を卒業したらしいのです。 フランスで。 大学は入るために、それ専用の勉強施設みたいなところにはいらなくてはいけなかったり・・・ なんでも、僕はそこに入った瞬間その大学に受かったんだとか。 大学院も彼曰く有名らしく・・・ しかも、そこの大学院では主席で卒業した証明を私に見せてくれるほどでした。 確かに、私から彼を見ると・・・ 賢いように見えます。 フランス語は母国語だからもちろんのこと。 英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語と・・・ 英語以外は完璧には話せないけど、聞いて意味はだいたいわかり、更に日本語は大学院のクラスの人たちの中では一番上手だったようです。 しかし、そんな経歴をもっているんですけど・・・ 彼はなぜだか仕事をもらうことができないのです。 他のみんなはもらったのに・・・ もう、落ち込んで落ち込んで・・・ プライドも傷ついたんでしょうね・・・ でもね。 私はなんて冷たい女なのでしょう・・・ その話を聞いたときに・・・ もちろん彼のことも考えましたが・・・ 自分のことを真っ先に考えたんです。 「え!? そうなの!? じゃあ、この先どうなるの?? 就職なかったら、日本にいる意味がなくなっちゃうから・・・ フランスにかえらなくっちゃいけないくなるじゃないの!? 別れるんだったら、前の人とずっとやっていけばよかったかしら・・・」って・・・ 私は彼を抱きしめているのに(彼は精神的に参っているから)なぜかその事が頭の中でぐるぐると。 私の頭の中ではどうやら別れの二文字が渦巻いていました。 それを察したのでしょう。 彼が、 「オリーブ何を考えているの??」 と、言ってきました。 私は押し黙ってしまい・・・ 彼と目が合わせられません。 また、さらに・・・ ハグがほしい彼をみて・・・ どうしようもなく不安になってきたのです。 トウフがなんだか情けなくなりました。 要するに、かっこ悪く見えたんですね。 ハグをしているのに、私の心の中は冷め・・・ 将来について不安を覚えました。 この人でいいのかしら?って。 そう、思うと、腕の中のトウフは愛する人ではなく、ただの人に思えてきてどうしようもなかったんです。 私はそんな自分を見て・・・ なんだか情けなくなりました。 ・・・ でもね、それではいけないと思ったんですよ。 私は頭を振りました。 彼と今までの生活を即座に振り返り・・・ 彼がいなかったら乗り越えられなかった自分もいたと、思いました。 今の彼には、甘えられる人が必要なんです。 ・・・ その後、彼は私にこういいました。 「オリーブ? もしかしてあなたは僕と別れると思っているの? ・・・ 信じてよ。 僕はもう、フランスに帰るつもりはないし。 あなたと、別れる予定はない。 どんなに就職ができなくったって、この事実はかわらないよ。」 と・・・ ごめんね。 トウフ・・・ 本当にそうね。 それから、私は冗談で結婚する?と言いました。 結婚したら、ビザがもらえるね。な~んていいました。 トウフに、そんなこと考えた事ある??って聞いたら、 ある。 と、答えました。 でも、もしビザのために結婚したら双方の両親はどう思うんでしょうね。 あはは。 それから、私たちは先日借りてきていた「アンナと王様」を見ました。 イギリス人の未亡人女性とシャムの王様の話。 私はこのお話が昔に大好きでした。 前には、ただ漠然とこの話を見ただけ。 でも、今回この話を改めてみてみて、感動しました・・・ 私たちは、この関係の逆バージョン。 私は王様じゃないけれど。 そう。 私はトウフと付き合ったときに、新しい世界を見たいとおもったことを忘れてはいけないと思いました。 私は、ずっと医療業界の友達ばっかりで、せまい世界で暮らしていたけれども・・・ 彼と付き合って変わった。 新しい世界を見るのはときにはこわいこともたくさんあるけれども・・・ そう。 おそれちゃだめなんだよね~。 私にとっては、トウフが横にいてくれるだけで、世界が広がったのです。 トウフ好きだよ。オリーブ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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