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Kimono Ponchoのブログ

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2012年05月01日
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カテゴリ:和裁士のお仕事♪
こんにちは手書きハート

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます手書きハート手書きハート

さて、本日は、新企画「110cm幅の布地で身長180cmの女性の着物を作ろう!」第10回めです音符

前回は、掛け衿を付け終わったところまでご紹介しました手書きハート本日も縫い方の続きです音符

衿の始末の第一段階として、衿肩まわりの補強をしますグッド衿肩まわりというのは、衿を付けるために切り込みを入れた部分のことで、とても負荷がかかるので、補強をするんですねスマイル

まずは、「月形」と呼ばれる補強芯を作ります音符(ただし、袷の着物の場合は、裏地がつくので、この「月形」は付けません)

つきがた.jpg

これを、切り込みの最終地点にしっかりと返し縫いで縫いつけますグッド
つきがたつけご.jpg

これで肩あきがほつれる心配は無くなりましたが、ご覧のようにまわりに比べてこの切り込みと切り込みの間の部分だけが縫込みが何も無い状態です。なので、この空いている部分に、補強布を入れますグッドこの補強布のことを「衿芯」と言いますスマイル本体が今回のように薄い生地や透ける生地の時は、できるだけ共布を使います手書きハート逆に分厚い生地や、残布が無い場合は、晒しなどを使いますスマイル今回は共布を使いましたグッド
えりしんつけ.jpg
このように、衿側から衿の縫込みに縫いつけますグッド

衿芯が付きましたスマイル

えりしんつけご.jpg

衿芯が付いたら、衿幅の2倍の幅のところを折って、こてあてしますきらきら
えりくけこて.jpg

えりくけまえ.jpg

えりくけまえに.jpg

さあ、これで衿幅に折ってくけ付ければ、衿は完成・・・と言いたいところですが、その前に衿先を始末しなければなりません!

衿先の始末は、写真がたくさんになりますので、また次回にさせて頂きますスマイル



・・・こんな感じで少しずつご紹介してまいりたいと思いますので、よろしければお付き合い下さいませハートハート

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Last updated  2012年05月01日 09時43分43秒
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