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Kimono Ponchoのブログ

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2013年03月14日
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カテゴリ:和裁士のお仕事♪
こんにちは手書きハート

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます手書きハート手書きハート

さて本日も、2月18日の日記でもちらっとご紹介致しました、「お琴の発表会に着物を着たい」とおっしゃる海外のお客様のご注文の製作の様子を、ちょこっとご紹介させて頂きたいと思いますダブルハート

前回は、正絹の襦袢地とそっくりなポリエステル生地で振襦袢袖を作ったところまでご紹介致しましたダブルハート

本日は、その袖を付ける、二部式襦袢の上の方の見頃の製作風景をご覧頂きたいと思います音符

今回、普通の長襦袢ではなく、二部式の襦袢をお薦めした理由として、ご依頼主様が肌襦袢とすそよけをお持ちでないことから、「肌襦袢とすそよけを着ないでも済む襦袢」として、この二部式襦袢をお薦めしましたグッド

どういうことかと言いますと、まずは上の見頃部分の完成画像をご覧下さいピンクハート
tif60j.jpg

ご覧の通り、「肌襦袢に長襦袢の衿をつけたようなもの」ですウィンク

直に肌に触れますので、できるかぎり着心地が良い素材を探しまして、三巾(並幅の三倍)の、コットン100%の晒木綿を水通しして使いましたグッド
どんな感じかと言いますと、「洗いたての真っ白なシーツ」そのものですスマイル

・・・で、襦袢ですので、衿を付ける前に「えもん抜き」を取り付けますグッド
tif63j.jpg

それから衿を付けます青ハート衿は、ごく普通の綿100%の「襦袢用衿芯」を使います緑ハート

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この「襦袢用衿芯」は、めちゃめちゃ堅いんですね~(^_^;)・・・縫い始めてわずか10cm足らずの間に、縫い針を2本もダメにしてしまいました(笑)
tif64j.jpg

襦袢の衿を縫っている時には、いつも「ミシンで縫いたい~!」と思うのですが、私はミシンを持っていないんです~しょんぼり

・・・で、えもん抜きを挟み込んだ形で衿が付くので、絶対にえもん抜きがはずれたりしませんグッド
tif65j.jpg

あとは、堅い堅い衿芯を「すべりロウ」を針先につけながらくけ付けて(すくい縫いして)・・・
tif66j.jpg

tif67j.jpg

上の見頃の完成ですスマイル
tif61j.jpg

これに、袖と半衿を付けたら、上衣の出来上がりですグッド

次回には、着物と合わせた画像をご紹介できると思います目


それでは、続きをどうぞお楽しみに~!!大笑い


ご覧頂きありがとうございました手書きハート


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Last updated  2013年03月14日 13時45分27秒
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