2014/10/09(木)09:14
海外からの嬉しいご注文♪正絹袷振袖を総手縫いでお仕立て♪(*^。^*)その9♪
こんにちは
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます
さて本日も、最近頂いた、とっても嬉しいお誂えご注文のご紹介をさせて頂きたいと思います
ご注文主様は、数年前からSNS等を通じてお友達である、海外の女性のお客様
ご注文内容は、目にも鮮やかな緑色の正絹袷振袖
縫製方法は、総手縫いです
前回は、とりあえず振袖が完成したところまでご紹介致しました
それでは続きをご覧下さいませ~
今回のこの振袖は、「オプション」付きのデザインでして、これからその「オプション」にとりかかります
振袖には、よく伊達衿が付属しているものがありますが、この振袖も黄色と赤の布を使って、伊達衿を2枚付けますが、他の場所にも「飾り」を付けるんですね~
伊達衿の前に、まずは、袖口の飾りを付けます
留袖などに付いている「付け比翼」の袖口布とほとんど同じものなのですが、きれいな黄色と赤が外から見えるように、わざとはみ出させて付けます
ちょっと「十二単」風ですね
まずは表側に黄色、裏側に赤を使って、袖口布を作ります
これを、ちょっとだけはみ出すように本体の袖口にくけ付けると、「ふき」が三重になっているように見えますきれいですね~
ちょっと平安時代の王朝文化の香りがしてきました
次は、伊達衿を作ります
幅が表側の分しかないので、裏には胴裏地を使いました
まずは黄色
続いて赤
黄色、赤の順番で本体にくけ付けます
実に華やかですね~~~
江戸時代に幕府が財政難になってから、華やかな色が禁止されて、それ以降なんとなく忘れ去られていた感のある、この原色の美しさ
見ているだけで心がパア~~っと華やぎます
オランダに行った時に感じた、「濁りのない澄み切った美しい色」の魅力は、遠く平安時代にはこの国にもあったんですよね~
さて、まだオプションは続きがあるのですが、長くなりますので、また次回に
よろしければ、お付き合い下さいませ~
これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、フェイスブックページのメッセージ機能または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ~
ご覧頂きありがとうございました
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