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2011年03月26日
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久々の更新がこんなﾚﾎﾟになってしまうとは･･･
東北関東大震災････ 地球の怒りが爆発した日･･･ 俺はちょうど石巻港のすぐの工場内で積み込みをしてました｡大きな揺れを感じたので､すぐ工場の外へ走りました｡その直後････ ｢ﾄﾞｰﾝ｣｢ﾊﾞｰﾝ｣ あちこちで爆発音が････工場の壁があっという間にはがれ落ちていく･･･ そして海を見ると空には見た事がない様な雲･･･｡究極の地震雲といったところ･･･真っ黒な雲でした ｢やばい｣ そう直感した俺と同僚は少し揺れがおさまった所でﾄﾚｰﾗｰのﾍｯﾄﾞを外して逃げ出した 外はすでに地獄絵図 ﾊﾟﾆｯｸ渋滞｡道路は割れ､電柱､壁は倒れ､あちこちから煙りが･･･そしてﾗｼﾞｵからは｢大津波警報!!すぐに高台へ避難して下さい!津波到達時間15時10分!予想される津波の高さ10ﾒｰﾄﾙ!!!!すぐに避難して下さい!!!｣ じゅ･･10ﾒｰﾄﾙ･･･あと10分しかねぇ!!!どれだけ逃げればいいんだ？ 川沿いの道路はもう身動きが取れないほどの渋滞､川の水はもう底が見えるぐらいに引いていた! ﾔﾍﾞｰな････ そう思った俺達は裏道､裏道でなんとか俺の会社まで避難できた ﾍｯﾄﾞを外して移動した事が功を奏した 狭い裏道も難なく走行できたのだ！！！ つなげたままだったら死んでいたと思う 会社も機能を失い､家に帰っていいとの事 娘がまだ幼稚園にいたので急いで幼稚園へ､幼稚園の建っている所は川の直ぐそば！！ たとえ地震でｹｶﾞとかしなくても津波でやられてしまう！ 幼稚園へ向けてﾄﾚｰﾗｰ（ﾍｯﾄﾞ）を走らせるが川の水は濁流となり防波堤を今にも超えてきそうでした ｢こえぇｰ｣人生の中で1番の恐怖を感じながら幼稚園へ到着！ しかしなかには誰もいない･･･｢すいませｰん！！すいませｰん！！！｣ 腹の底から叫んだ 返事がない･･ ｢避難所にいてくれよ･･｣ そう願い帰ろうとした時･･･ ｢ももちゃんのおとｰさｰん！｣ と先生の声！ 園児達は既に高い所へ避難済みとの事でした ﾎｯと胸を撫で下ろした そして家族3人会えたのは日がとっぷり暮れるころでした 簡単ですがこれが俺の避難までのﾚﾎﾟです そして身内､知人の生存が確認できたのはごく最近です こうなってしまうと命があったのが奇跡と思えて仕方ありません 心配して頂いた皆様方に深く御礼を申し上げます 私は生きてます！！！！ けどまだ避難所生活で苦労されている方々もたくさん居ます その方々に比べれば俺なんかはなくそです！！！ でもこれだけは言えます 苦労は絶対報われる！！！ 俺たちはこの地を復活させる為に生かされたのだと･･･ 死ぬ気で頑張らなければせっかく生かされた命････ 命をなくされた方々に申し訳がないと！！！！ この震災で命を亡くされた方々に謹んでお悔やみ申し上げると共にこの地の復興に全力をあげる事で亡くなられた方々への供養になると信じて頑張って生きて行こうと思います いざ聖地復活へ ( ￣▽)/＼(▽￣ ) お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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