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カテゴリ:糖
長崎の実家に帰っていた友人からお土産を貰った
長崎銘菓『榎の一口香』である ![]() 今から百六十年程前、長崎港に向かっていた唐の船が濃霧の為に誤って茂木に上陸してしまった 当時、雑貨商だった幣堂初祖一右ェ門が、土産として頂いた唐饅の製法を会得し、工夫改良を加えて出来たものが一口香である 弘化元年(1844年)創業以来、他には真似のできない秘法と技法が、名誉総裁賞受賞するほどの長崎を代表する銘菓となった 一見、普通の饅頭のようだが侮る無かれ、なんといっても秘法と技法がひとつひとつに込められている、名誉総裁賞受賞の銘菓である 包み袋を開け、手にしてみると、意外と固いのに驚く 一口入れると… !!!!! 前歯で齧ろうとしたのだが、あまりにも固くて噛み切れないのである 実は、成人の方は通常上下合わせて28本の歯が生えているのだが、どういう訳か、自分の場合は上下左右の奥歯が1本ずつ生えてこなかった為、一般的な人より4本少ない24本の歯しか生えていない 人によっては、歯肉などに埋もれている場合もあるそうで、その場合はレントゲンには写るそうだが、自分の場合にはレントゲンに影形すら写らなかったそうで、はじめから生える意思はなかったようである なので、人より歯が少ない為、歯を大事にする為にもあまりにも固い食べ物は避けるように歯科医から言われていただけに、この一口香の固さは衝撃的であった この固さ、お子様やご年配の方にとっては凶器になりかねない それとも、一口香には固さを克服する何か特別な食べ方があるのだろうか? とりあえず、奥歯で噛んでみる 割れた! これが一口香の断面図自分の食べかけの画像で品が無くて申し訳ないが、一口食べて出た感想が、 『中、空っぽなんだ』 現に、他のみんなにお裾分けしたら、誰もがその固さに驚き、 何より一口口に運ぶと皆は口を揃えたかのように 中身がない!と不思議がっていた しかし、『中身がない』と言ってしまう人はナンセンス! “中にこそ香りと味がある”そうです 奥深いお菓子です 一口香は蜂蜜、もちあめ、白砂糖、黒砂糖、ゴマのほかに幾種類もの麦粉を使って焼いた中華菓子で、確かに一口口に運ぶと、素朴な甘さと香ばしい香りを感じます ねっとりとしたもちあめと、ゴマの風味が口に広がり、なんともいえません 後からジワジワと美味しさが伝わってくるお菓子です 長崎に行かれる機会がありましたらぜひ、榎純正堂の『榎の一口香』をお土産にどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月19日 17時54分20秒
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