京都に恋してる
少し前からであるが、巷では“食玩”なるものが子供から大人問わずして流行っているらしいコンビニやスーパーなどで売られている、お菓子と玩具が入っている商品であるお菓子に入っている玩具といえば、昔は“グリコのおまけ”なんて言葉があったように、お菓子についているオマケ的要素が強かったが、昨今では玩具のほうがメインとなり、お菓子の方がオマケになっているようだ値段は手頃なものが多いが、フィギュアの出来栄えはこれがなかなかのもので、種類もキャラクターものや、食べ物、乗り物など、その品揃えは実に多彩である自分は興味はあるものの、見ているだけで楽しいので、お店の商品棚に並べられている食玩を眺めているだけに留まっていたそんななか、とても興味がそそられる食玩を見つけたその名も『京都に恋してる』京が育んだ伝統の料理や素敵な和小物といった、旅人を魅了し惹きつけてやまないアイテムの数々鱧料理、湯豆腐、和菓子、和装小物、京みやげといった、京都の顔ともいうべきそれらのアイテムが、見事なまでに繊細に、かつ色彩鮮やかにフィギュア化されたのが本商品京都の街が大好きな自分にとっては、たまらない商品である種類は全部で11種類どれもこれも可愛らしいアイテムばかりである通な人たちは、“大人買い”といって、販売されているアイテムを全種類揃える為にまとめ買いをするそうなのだが、自分はそこまでするほどの経済力は持ち合わせていないものは試しにと、どんな物が入っているのか1箱だけ買うことにしたう~ん…どれにしようかなぁって、悩んだところで、箱の中には何が入っているか判らないから、悩んでみたところでまったくもって無意味な行動なんだよね箱を振っても判らないし、箱の重さを持ち比べてもなんの参考にもならないこういうのってさぁ、自分が欲しいものだけ買いたいわけだから、中身が何入っているか番号を記載したりしてくれればいいのに…何個も買わせようとする魂胆なんだろうけれど、意地悪いよねさて、どれを買おうかな素直に一番手前をとるか裏をかいて、一番奥にするかいや、意表を突いて、前から2つ目にしようようやく購入する箱を決めた自分が一番欲しいフィギュアが入っていますように…さて、中身は何が入っているかなぁ?この、箱を開ける瞬間がドキドキ・ワクワクして一番楽しい時かもしれないええ歳した大の大人が童心に帰るひと時である箱の中には、ビニール袋に小分けされてフィギュアが入っていたさぁ何かな?「……………」自分が散々迷って選んだ箱の中身は、よりによって一番欲しくないものだったのであるガッカリ…種類が11種もあるというのに、一番欲しくないものを引き当てるなんて、ある意味凄いね中に入っていたのは、“和のコスメで京美人”と題された小物たちのフィギュア舞妓柄の小物入れ、手鏡、つげ櫛、あぶらとり紙、それに御守のセット手鏡、つげ櫛、あぶらとり紙の小物類は、小物入れに収納することができるという優れものいやぁ…小さいのによくできてますなぁなかでも一番感心したのは、あぶらとり紙ちゃんと、1cm角ほどの大きさのあぶらとり紙が入っていたのであるそのディティールの細かさ、アッパレですちなみに、食玩というからには、この商品にもお菓子は入っていたそれが、小さな小さなガムが1個だけこれって、入っている意味あるの?って思うぐらい、申し訳ない程度に入っているガムはアップル味なんだかアップルのなかに、ミントを思わせるような爽やかな味がしたんだけれど気のせいかもしれないよりによって一番欲しくないセットが当たってしまい、なんだか悔しいから、もう一個だけ買おうかな?って、それじゃあ販売業者の戦略の思うツボやないか!ハハ~ン!あと1個、あともう1個…といううちに、皆食玩に嵌っていくんやねぇまぁその気持ち、わからないわけでもないとにかく、あと1個だけは買ってみようかなプチサンプルシリーズ【京都に恋してる】298円(税込)※スーパーでの店頭販売価格