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笑いで健康♪  神戸ラフターヨガクラブ

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日本にラフターヨガを紹介された、「NPO法人ラフターヨガジャパン」主宰の田所メアリーさんとパチリ!  私の大好きな方です♪
2007.05.24
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塩について

なぜ今の塩はサラサラなのでしょうか?

私たちの子供の頃の塩は、粒子も今より少し大きくてしっとりしていたように思います。。

卓上の塩入れの中には、湿気防止の為に「炒り米」が入っていました。
それ程湿気やすかったのです。
塩の中のにがりには、水分を吸収するという成分があります。

しかし現在の塩には、そのような心配はほとんどなくなっています。
なぜかといえば、現在の塩には苦汁(にがり)がほとんどなくなっています。

日本には岩塩や天然のかんすいがほとんど無いため、昔から塩は海水から取る方法が取られてきました。

昔から「海水はのんではいけない」といわれていますが、それは、海水に苦汁が多いために、腎臓を硬化させたり、胃や腸の粘膜組織に損傷を与えることになります。

そのために昔から、海水から水分を取り除くとともに、過剰な苦汁を取り除く方法を考えてきたのです。

昭和46年に「塩業近代化臨時措置法」という法律がつくられ、従来の流下式塩田は全面廃止になり、イオン交換樹脂膜製塩法に変わりました。

この製法は、海水層の中に陽・陰イオン交換樹脂膜を交互に入れ、両端から直流電気を流し、ナトリウムと塩素を結合させ、それによって塩化ナトリウムが99%以上、特級精製塩にいたっては
99.8%以上という純度の高い塩をつくっています。

要は苦汁のほとんどは除去されたことになります。

しかし、苦汁は不要なのかというと、そういうわけではありません。

塩というのは、エンカナトリウムを中心として、塩化マグネシウム、硫酸カルシウムなどの稀有元素まで含めて、100種以上のミネラルを含んでいます。
そいて、塩化ナトリウム以外の物質を総称して苦汁とよんでいます。

従来の塩は、製法によって違いますが、この苦汁が10~20%は含まれていました。

そのことによって、湿気を吸いやすいという生産上の欠点はありますが、特有の風味があったのです。

イオン交換法になってからは、「漬物や梅干が美味しく漬からない」とか「塩辛いだけで、味に丸みがなくなった」とかの、消費者の苦情が聞かれるようになったのです。

塩も精製され過ぎたように思われます。

「いかに安く」、「いかに大量に」、「いかに早く」、「いかに効率よく」、国民に供給することが出来るか、のみを追求した結果のことです。

今日では、昔ながらの製法が見直されてきました。
塩の種類もさまざま販売されています。

天然製法で、適度に苦汁の入った塩を選ぶことはとても大切なことです。







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最終更新日  2007.06.15 09:41:05
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