2020/07/07(火)23:41
A,Bグループに分かれて新学期が始まった【タイの日part408】
7月1日より、新学期が始まりました。
但し、コロナの影響で、生徒を二つのグループに分けました。
1クラス、40人の場合、番号が1番から20番までがAグループ、21番から40番までがBグループとなり、7月は、Aグループが奇数日、Bグループが偶数日に登校することになりました。
では、どのように授業をするのかというと、
当初は、Aグループが授業の時、Bグループには、課題をさせるだけでいい、と言われました。
これは、教師にとっても、生徒にとっても、かなり楽です。
ところが、急に、来てないグループにも、しっかりと対応するように、と指示がでました。
で、どのようにしなければならなくなったかというと、
例えば、Aグループが学校に来ている場合、教師は教室に行き、Aグループの前で、自宅にいるはずのBグループと共に、AB共通のオンラインレッスン[LIVE]をやらなければならなくなったのです。
これが思ったよりも、やりにくいのです。
カメラマンもいないため、普通に、ホワイトボードを使った授業はできません。
先月やっていた座って画面を見ながら教えるという形態です。
生徒にとって、つまらない文法の授業と、つまらない教師の雑談、どちらが嫌かというと、おそらく後者の方でしょう。生徒の反応がよく分からないため、雑談なんかせず、ついつい、教科書中心で進めています。
私自身、日本語教師として、技術力不足なところがあります。
中二、高二、高三は、去年の持ち上がりです。
生徒からは、「今一つなところもあるけど、先生で良かったです」と、思われているような気がします。
でも、新中一、新高一は、初対面であるため、「今一つ」の状態が続くと、「何なの、この先生は」と、思われてしまいます。新中一、新高一の授業は、特に慎重にやらなければなりません。
タイでは、非常事態宣言が解除されていません。
古いやり方が通用しなくなってきているような気がします。
学校現場でも、指示が急に変わります。
なんだか、自分が試されているような気がします。