我思う故に我あり

モームの人生観

サマセット＝モームの「人間の絆」で、人生ってのは
社会的ステイタスについたり、美人の妻をもらったり、
お金持ちになったり、することではなくて、たとえ世間的な
評価は低くとも、自分の満足する生き方を
するのが人生ではないかと書かれていました。

うーむ、どうも、美人の嫁がほしいと思ってる自分には
耳がいたい言葉でしたね。
もし自分に子供がいたら、偏差値の高い大学に
行くのではなくて、自分のやりたいことができる
大学にいけ、と育てるべきでしょうかね。

昔新聞に東大医学部卒の学生で、東南アジアの
人を悪くいうわけではないですが、
フィリピン人の嫁をもらった人のことが書かれてました。
こういう人は、モームの考え方を知ってる人なんだろな
って思ったものでした。

一時期、アメリカでは今もEQということが騒がれた
ものですが、簡単に言えば論理で生きるのではなく、
感性を重視して生きていきなさいということですよね。

世間的にみてこうだから、とは論理の領域であり、
感性主体とは、自分がどう感じ満足するか、
ということですよね。
今後の人生の進路を考えるときに、自分はどういう人間で
何が一番満足のいく生き方かを常に自問
して、生き方を選択していくべきなんでしょうね。