テーマ:心を育てる子育て(77)
カテゴリ:子ども
お待たせ・・・。
昨日、実家から帰ってきた。 春休みは、本当に充実していた。そう思えるのは子どもに季節を伝えることができたから・・。 車で2時間半かけて、実家に帰り、田んぼの真ん中にある工房で『子どもたちを野に放つ』のはとても有意義な過ごし方。(とうとうテーマパーク系にはまた行かなかった・・・) 実家の工房には、毎月一回は子どもと週末に帰るようにしている。それは、私の季節を子どもたちに身を持って感じてほしいと思う使命感からである。 また、母も『伝承食』テーマに食に取り組んでいるので季節には敏感で、孫に季節感を教えなくてはという、やはり使命感があるので、孫の日を楽しみにしている。 春はメニューがたくさんあって、つくし採り、ヨモギ摘み、たけのこ掘り、ジャガイモも植えた。菜の花、スイセンやホトケノザが咲き乱れ、野スミレもたくさん見られた。 そんな空気の中で木登りしたり、小川で魚を探したり、土を触れたり、走る、遊ぶ、そんな体験は今の時代、本当に貴重だと思っている。 私は学生時代にシュタイナー教育・思想に触れ、その考え方をすばらしいを思っている。私はその中でも、感覚が大事なことにとても共感している。 その感覚の基本は自然にしかないように思うし、子どもにとって幼い時、鍛えるべきはその感覚だと思っている。 昔はほおっておいても、外で遊び季節を感じ、自分の中の感覚を磨いていたのだと思うのだが、親もそういう感性を持ち合わせていたと思う。 今は祖父母世代、親世代ですら、季節がおぼつかないように思うのだから、子どもにいたってはなおさらだ。 母は伝承食を通しての食育を考えている。ちまたで言われている食育とは少し違うかもしれないが、私としては共感できるところが多々あって・・・。 まずは季節感を子どもたちに伝えたいと思っている。 そして、風で季節を感じ、お日様の傾きで時期が読め、小川の水のぬるむ温度を足で感じるようなそんな風になってくれないかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年04月03日 20時49分35秒
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