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カテゴリ:コミック・アニメ
666~サタン~(17)/岸本聖史 今回はキリンと孔雀の双子の兄弟対決がついに決着つきましたね。 孔雀が力を欲しがる気持ちも分からなくもない。 兄貴のキリンは父親に似て額にもう1つの目があり、孔雀は何回戦っても兄貴に勝てない日々が続き、 父親が風呂場の鏡を探しに2人の部屋に行くと、孔雀がマジックで額に目を描いてるの目撃する。 弟の孔雀は母親に似たため髪の色から、おっとりした優しい性格で剣には繊細さがあると父親に言われ 剣の道だけじゃなく、あらゆる道において何より重要なことは… 「自分を信じ諦めず、耐え抜く力だ」と、そういう者に伝家の長刀瞬花終刀を受け継がせると話す。 しかし、『父さんに言われたとおり毎日素振りも剣術の鍛練も兄さんの倍やってるのに、どうして勝てない!!』と苦悩する孔雀。 やっぱりあの目が兄さんに力を与えていると思い込み始め、それに気付いた父親が「今のお前の最大の敵は焦りだ」と教えるが、 爪をカリカリかじりながら『父さんはいつも兄さんしか見てないでボクにはいつも説教ばかり』 孔雀は親父の戯言にうんざりし、母親の墓石の前に立ち『あの目が欲しい…』と墓石を切断。 すると中には悪魔の塊があり孔雀はその悪魔に右手を寄生されてしまう。 だが、この力があれば兄さんに勝てると喜び、片手で兄貴を圧倒し勝利する。 右手に異変を感じたキリンは孔雀が母親の墓石を壊した事に気付き、 孔雀はやっと父さんにほめてもらえると振り向くが、言われた言葉は違った… 「お前の優しい流れるしなやかな剣はどうした!?憎悪で剣をふりおって!!」 『どうしてこっちを向いてほめてくれないんだ』と、また爪をカリカリ噛み出す孔雀。 そんなある日、キリンが父さんの瞬花終刀を見つけ腰から離すなんて珍しいなと部屋に入ると… そこには孔雀が右手から悪魔の触手で父さんを刺し殺してる光景を目撃する。 そして、その時お互いの顔に傷を負い現在に至るって感じですね。 で、実はキリンも孔雀と同じで額の目があるから孔雀と父さんがうまくいかないんだと思い自分の左目を潰していた。 そのことを知った孔雀は動揺し、攻撃をわざと外して左目のことを聞く、 「額の目の方は頑丈でオレもお前と同じになりたかった…」 「なんだかんだでよくケンカするくせに、双子ってのは結局やることが似ちまうもんじゃの」と。 でも孔雀は『ダサイね…どんなに似ようと実力はあんたを超えられなかった!!』さっさとカタをつけてよと話す。 しかし、父親の刀の瞬花終刀のハラには、父…鷹の名の次に…孔雀の名前が刻まれていた。 「この刀はオレのもんじゃない、確かに返したぞ。父さんはお前の剣術に才があると分かっていたからじゃ」 『ボクは孤独じゃなかった…、ずっと…見ていてくれたんだ、父さん…』 孔雀は涙を流しながら父さんを想い、キリンはその場を立ち去り先へ進む。 泣けますねぇ…さすがNARUTOの岸本(斉史)さんと双子の兄弟だけあって内容も素晴らしいw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.23 11:44:14
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