2006/05/19(金)19:29
カンヌ国際映画祭 「ダ・ヴィンチ・コード」
カンヌで国際映画祭がスタートした。
オープニング作品に「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)の
上映で11日間の幕を開けた。
冷たい反応が目立った前日のプレス試写とは一転。
上映後はスタンディングオベーションが起きる盛り上がりぶりだったという。
それほど素晴らしい映画なのでしょうね。
皆さんは何の映画に期待していますか?
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「ダ・ヴィンチ・コード」鳴りやまない拍手
「第59回カンヌ国際映画祭」がスタートし、オープニング作品に「ダ・ヴィンチ
・コード」(ロン・ハワード監督)の上映で11日間の幕を開けた。冷たい反応が
目立った前日のプレス試写とは一転。上映後はスタンディングオベーションが
起きる盛り上がりぶりだった。
2時間32分の上映が終わると、観客はスタンディングオベーションでたたえた。
拍手は5分以上も鳴りやまなかった。上映会場の「グランドシアター リュミエール」
には観客が入りきらず、急きょ隣接会場も開放された。16日に1回、17日には
3回のプレス、バイヤー向け試写が行われ、公式上映も含めると2日間で計6回上映。
オープニング作品が2会場で上映されるのも異例だ。
主演のトム・ハンクス(49)は夫人で女優のリタ・ウィルソンを伴ってレッド
カーペットに登場。フランスのジャン・レノ(57)は「ここに来るのは
『グランブルー』の時以来だけど、若返った気がするよ」と笑顔で話し、
ヒロインを演じたオドレイ・トトゥ(27)は、左肩があいた白いミニドレスで
笑顔を振りまいた。ハワード監督は「世界であなた方が最初の観客。あなた方に
楽しんでもらうために、この作品を作りました」と舞台上であいさつした。
キリストは結婚して子孫がいた-というスキャンダラスな解釈で5000万部を
超えた世界的ベストセラーの映画化。16日のプレス試写ではキリストの子孫が
明かされたシーンでは辛口の反応もあったが、オープニング上映では一転して喝采
(かっさい)で迎えられた。
キリスト教の総本山バチカンは映画を見ないよう訴えるなど、公開前からさまざま
な物議をかもしている。上映前の会見でも、宗教関連の質問が集中したが、
トム・ハンクスは「僕は(キリストの時代には)生まれてないから分からないよ」
とさらり。ロン・ハワード監督(52)は「作品はフィクション。エンターテイン
メントとしての質が高ければ高いほど、反響もある」と歓迎の様子だった。
(スポーツ報知より掲載)
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