2010/01/13(水)13:05
『カールじいさんの空飛ぶ家』
「すごくいいってよぉ~」と言われて見に行くと
期待しすぎで、少々ガクッと来ちゃう映画も少なくないけど
カールじいさん、すごく良かったです
愛する妻が死にました
だから私は旅に出ます。
奥さんを亡くした可哀想なじいさんが家ごと吹き飛ばされる映画・・・という
予備知識しかなかったので、もっと悲しくて寂しい物語かと思ってたんだけど。
愛妻エリーとの子ども時代の出会いから別れまでの追憶シーンがすごくイイ。
何も語らずとも映像だけで胸が熱くなるシーンが淡々と続きます。
子ども達には、そんな冒頭シーンが少々退屈だったみたいだけど、
なんとも言えずイイんです。
憔悴してヨボヨボで、老人ホームに行くしかないと思われた78歳
カールじいさんの強くて勇敢なことといったら
最後の方は、いつものバカ笑いで、子ども達に失笑を買う始末。
こんな風に夫婦で年を取るのもステキだなぁ~。
風船がキレイで夢があって、大人も楽しめるイイ映画でした