2007/01/06(土)19:26
『心にナイフをしのばせて』奥野修司
● 読書感想 ●
心にナイフをしのばせて
話題になっていたので『読みたいなぁ・・・』と思いつつ、レビューはとにかく後味が悪いと書かれていたのであえて図書館で予約をしなかったんだけどたまたま図書館に行ったら普通にあった。
というわけで借りて読んだんだけど・・・
この本は1969年に横浜で高校生の男子生徒が同級生にナイフでめった刺しにされたうえ、首を切り落とされた事件のことを書いてて・・・
その事件を中心というより、残された被害者の家族が今日までどんな生活を送ってきたかをまとめたもの。
私もやっぱり読み終わった後、すごく後味が悪いと思ってしまった・・・
加害者が今はどこかの町の弁護士だっていうのもすごく嫌な気分だし、それ以上に被害者の母と娘の折り合いの悪さがすごく目立った話でなんだか息苦しくなってしまった。
ちょっと読まなきゃよかったなぁ・・・と後悔しちゃったよ
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