2007/01/19(金)08:19
『×ゲーム』山田悠介
● 読書感想 ●
×ゲーム
この人の本は今回初めて読んだよ
図書館で表紙がまず気になって、中をパラパラと見たら字が大きくて余白が多いので読みやすいかな~と思って借りてみたよ。
内容は10年ぶりの同窓会の後、主人公英明の周りでいろいろな事件が起こり始める。
一連の事件は、英明が小学生の頃にいじめていた女の子と関係あるようだが・・・
っていう感じ。
けっこうドキドキするような話だったんだけど、ここからはネタばれなので反転。
この本を読むことがない人はどうぞ。
この話、かなり早い時点で犯人は誰だかわかっちゃいます。
まぁ、そういう本っていろいろあるしいいのかもしれないんだけどちょっと残念なところが・・・
これ、最初にプロローグがあって最後にエピローグがあるという形の小説になってるんだよね。
で、プロローグでは犯人の毬子の幼馴染の存在がいるってわかってエピローグではそれが誰かわかるんだけど。
この幼馴染が真犯人だったっていうんだったら驚き倍増だったんだけど、別に毬子に情報を教えていただけで他には何も手を貸してないんだよね。
途中、誰かが英明のことを教えてるのかな~?なんて考えもしなかったからこれっていらなかったんじゃ・・・と思ってしまったよ。
でも、他の本も読んでみたいな~と思ったよ。
次回借りてみることにしよう~
山田悠介さんの本
design by sa-ku-ra*