2005/07/21(木)05:59
恭平死す
実家の愛犬、恭平が17日に亡くなったと、今日母から聞いた。
老衰だった。
随分前から食欲がなく、病院に行って注射をしてもらっていたが、先生に「もう可愛そうだからやめましょう。そっとしておいてあげましょう」といわれていたそうだ。やっとミルクが飲めるようになって元気になった時、祖母が入院した。そして祖母が峠を越えたといわれて病院から母が戻って恭平をみてみると、亡くなっていたそうだ。
きっと恭平は祖母の代わりに天国に行ってしまったのかもしれない。
何年か前から目が濁って白内障のようになっていたのは知っていた。
1年ほど前から耳も遠くなり、散歩の距離も短くなり、鼻も利かなくなっていた。
全く見えないようで、いろいろなものにぶつかりながら歩いていた。
平均寿命が14歳と聞いている犬。恭平はもうすぐ15歳だった。
恭平が家にきたときはもうわたしは1人暮らしをしていたので、たまにしか遊んでやれなかったが、『お散歩行く?』と聞きながら散歩用の紐を持つとうれしそうに吠えながら尻尾を振っていた光景が目に焼き付いている。
一番下の弟のようだった。
少ないながらもたくさんの思い出が蘇ってきて涙が出た。
今度実家に戻ってももう恭平はいない。きっとブルーの屋根の犬小屋が寂しくおいてあるだけだろう。
ポコリンとボール投げをして遊ばせたかった。
恭平。。今までありがとうね。ゆっくりお休み。。