テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:実家の姉のこと
始まりは実家の父の一本の電話でした。
父「陽菜ちゃん、あんなぁ姉ちゃんの所に男から手紙届いてん」 私「そりゃ姉ちゃんかて手紙ぐらいもらうやろ、何言ってるの」 父「それがな、大学の頃付き合ってて、ぶち壊れたのいたやろ、あれや」 私「あぁ、あのぅ、マザコン、あれとは付き合いだけは続いてたのじゃないかな?適宜、遊んでやってるんじゃないかな?」 父「いやぁ、それがな、手紙読んだ後から、何かため息ついてなぁ、なんとも様子おかしい・・・それにな、お母さんに、私がいなくても大丈夫かぁって訊いてたし、普通は用事はメールで済ませるやろ、それが郵便、郵便局の兄ちゃんがガァってバイクで配達してきた、そしてな、同じ日の夕方に2通目らしきものが速達で届いたんや、それ読んだあと、いよいよ姉ちゃん、頭抱え込んで・・・」 私「親父が直接訊いてみぃ!」 父「無理無理無理、そんな恐ろしいことさせんでくれ、姉ちゃんにクチで対抗するなんぞ、そりゃあもうあんた、南極に裸足で行くより恐ろしい」 私「南極に裸足で行くかぁ!!!それより何なの?」 父「思うにな、姉ちゃん、この頃痩せたし、お母さんの看病に疲れたのやないかな、結婚もしないで親の犠牲にさせてしまったんじゃないかぁって気になってるんだけどねぇ・・・」 私「そう思うなら親父が自分で聞けば・・・」 父「だから無理」 じゃあ、私に直接訊けってか?しかし、その日、27日夕方、当の姉から明日相談がある⇒28日、姉を訪問⇒29日、母一人になるので泊まりにきてほしい⇒29日実家にお泊り⇒30日、昼間、姉の部屋の机の上で妙なもの発見しつつも30日は我が家へ帰宅⇒31日、昼間、父からまた電話 「なぁ、姉ちゃんに訊いてくれたかぁ?」 別に何って無いみたいだけど・・・親父の取り越し苦労だよ、と笑い飛ばしてみせたが・・・ 姉は今日の夜、さっき、帰りついたと電話がありました。 予定してた飛行機より遅い便での帰りだったので、空港から家まで帰り着くのも自然と遅くなっていました。 姉に、父からの電話の中身を訊いてみました。 すると姉は大笑い 手紙で何故届いたか なんと、元カレは、胆石で緊急入院していたのでした。そのため、PCも携帯も使えず、手紙、それも速達で姉に知らせてきた。元カレはいまだ付き合ってる女性がいなかったらしい(まぁあの母親付いてたらなぁ)姉とも色々とあるみたいで、姉が急遽行って、色々と世話してきたみたい、友達以上恋人未満らしいわ。 あぁ心配してアホクサ でも、姉の部屋の机の上にあった言葉が気になってそれも訊いてみた 私「<ロウソクの火はどこへ行く>って何なの?」 姉「さぁどこへ行くのでしょうかねぇ・・・(笑)」 私「何なの?」 姉「数学じゃないんだからさ、色んな答えがあるの、色んなローソクがあってさ、色んな火があるわけで、炎となって燃える火もあれば、静々と照らす火もあるし、いま陽菜ちゃんが思い浮かべてるロウソクはあの形あるロウソクでしょ、白かったりキャンドルだったり、それだけがロウソクじゃないってこと、世の中、形あるものだけじゃないって事。まぁヒマな時に一人の時にゆっくり思い出して考えてみるのもいいかもね」 私「ねぇところで痩せたでしょ、大丈夫?」 姉「大丈夫よ、会社辞めたらさ、なんか少し若い格好してみたくなって、ちょっと痩せないとねって痩せたけど、私が買いに行く店には無いのよ、あぁいう若い子向けみたいな服が」 つくづく思った、思い切って何事も訊いてみるべきだと。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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