テーマ:心と家族と人間関係(1216)
カテゴリ:姑のこと
今日、朝から、姑を病院へ連れて行きました。
行くまでがまた大変。 まず、娘。 私「ママはおばあちゃんをモシモシに連れて行くから、今日はパパと幼稚園に行ってね」 娘「お迎えはママ来てくれるの?」 私「そうねぇ・・・おばあちゃんのモシモシが遅くなったらパパに行ってもらうから、パパと帰ってきて」 娘「じゃあパパの車でドライブしてきていい?」 私「ママが間に合えば、ママがお迎え行くから」 娘「間に合わなくていいよ、パパと菜っちゃんデートしてくるからパパとデートして、何食べようかな?」 親の心、知らずの娘は暢気なものです。 娘と旦那の朝食を作って、階下へ。 姑に、病院行きましょう、と声を掛けると 姑「私、入院しないからね」 私「とにかく検査に行きましょ、それからですよ。」 舅「キチガイの病院に行くのか」 私「違います。なんですか、キチガイの病院って。お義母さんの足がムズムズするのは、病気なんです。だからその検査と診察に行くんです。」 舅「だから、キチガイじゃろうが、昔からこのオナゴには言うとるんじゃ。病気なんぞしたら捨ててやるってな」 呆れてモノ言えない・・・こいつ人間じゃないと心底思った グダを撒く舅を無視して、さぁとにかく行きましょう、 と、ブツクサ言う姑を連れていざ病院へ。 病院は、姑が日ごろ掛かってる、総合病院、しかし、いつものドクターでよいのか、それとも別の科の受診が良いのか、姑を待合室のTVの前に座らせて、総合受付で事の次第を話した。 心療内科へ直接、と、いう事になったので、当日受付という形で入れ込んでもらったが、予約じゃないので待つ時間の長いこと。待ってる間に、レントゲンや血液検査、心電図などの検査を済ませ、その後待合室で待つことに。 その間も、姑はずっと、「入院しない」を繰り返し、また「私の身体、ボロになっちゃって、血も汚れてるのよね・・・」と繰り返す。GW前までは、こんな事はなかったし、また、GW後もこうも落ち込んだ発言は無かった。突然、こうなるものなのか? そうした時間を1時間ほどすごして、やっと診察へ。 奇遇だったが、ドクターが姉の主治医の先生だった。診察室に入るなり、姑に 「姉の先生よ」と一言言ったら、「なぁんだ、オネエサンも足ムズムズなのね」と。 姉は、違うのだけど・・・ それから、ドクターの問診が始まり、それから、姑の喋ること、喋ること、まるで堰を切ったような喋り方。 舅が嫌いなこと、舅が臭いので近寄られるだけでも嫌な事、若い頃から病気したら捨ててやる、お前は自分と駆け落ち同然に一緒になったから、実家へ帰りたくて帰れないだろうが、と言われ続けたこと、自分が夫(舅)と駆け落ち同然に結婚したから、娘がアメリカ人と結婚して、逃げるように渡米してしまったのは罰が当たったのだ、二男は甘やかしすぎて育て誤ったこと・・・ 一気に30分近く喋ってました。 またそれを、ドクターは黙って聞いてくださる、それも、ウンウンと頷きながら。 すごいなぁって思わず見てました。 姑に、投薬があること、そして、ムズムズ足の専門医を紹介すること、を話し、お嫁さんには、オネエサンのことでちょっと伝えたいことがあるので、少し、待合室で待ってるように話されたら、従順な子供みたいに、機嫌よく診察室から出て行きました。 姉のことと言うのは口実で、うつ病の疑いがあること、ムズムズ足は睡眠外来に受診したが良いこと、若い頃からの事も一度確認したいので、息子を連れてきてほしいこと、その際、舅にも病気を理解してもらう必要があるので一度一緒に連れてきて欲しいこと、などを、おっしゃられてました。 ついでと言っては、悪いけど、姉の病状を訊いたら、気長に治療されることですよ、で、ニッコリ笑顔・・・もしかして、姉にクチ止めされてますか?って訊いたら、そういうとこですねって言われた。 病院終わって、薬局回って薬もらって帰ってきたら、もう夕方4時過ぎ。 ちょうど舅が出かけてたので、姑には薬飲ませて寝せて、舅は義伯父(舅のお兄さん)のところへ行っていたので、義伯母に電話して事情を話し、今夜は舅を飲ませて帰さないように頼んで。 我が家に戻ったら、娘はご機嫌、パパとデートした上、チョコパフェ食べて、ミスド買ってもらって、ミッフィーちゃんの大きなヌイグルミ買ってもらって、自分用のサロンエプロン買ってもらって。 随分と贅沢なデートだったようで・・・って言ったら、 旦那「昨日、仕事帰り2年ぶりにパチンコ寄ったら、1000円の元手で大当たりだったから、そういう金は気持ち悪いから、パァと使っちゃった・・・」 私にも少しでいいからパァっと使ってほしかったわねって言いながら、病院でのことを話したら、 旦那曰く 確かに、親父は昔からおふくろにどこか冷たかったし、反面甘えてた。親父の甘え根性は、トースケ(義弟)の甘え根性にも似てるし、金銭面でも親父はルーズでそのくせドケチで、自分が使うことに対しては寛容でも、他の人の金遣いにはとてもシビアだった、子供たちの教育にもお金を掛ける必要は無いって主義で、昔は読み書きソロバンだったと繰り返してたこと等、色々。 舅の若い頃のことを聞くには、義伯父が一番だろうという事で、旦那が、再度、義伯父の家に電話したら、即、来てくださって。 両親が年行ってから産まれた末っ子で、一番上の御姉さんとは18も違うので御姉さん達からは子供のように可愛がられ、甘やかされ育ったこと、高校進学の時、長男である義伯父は長男だからと言う事で親も大学進学させてたが、二男だった舅は二男という理由だけで、高校は必要ないと言われ、それでも御姉さんたちが、お金を出し合って高校へ行ったこと、高卒後、就職し、最初の赴任地で姑と知り合い結婚したものの、蓄えも無く、給料も安く、困窮した生活を最初は強いられたこと、しかし、見かねた母親(舅の母親)が隠れて姑のお金や食料を渡したことも何度もあったこと、後々、その事実を知った時、舅が姑に対し、恥をかかされたと激怒し殴って腕の骨を骨折させたこともあったことなど・・・出てくる、出てくる。 長年押さえ込まれたものが、何らかの引き金を引いた拍子に飛び出したのでしょうねぇ・・・と言ったら、義伯父が、 「この前、茶摘の手伝いに来てた時、何かTV見てたときかな、ドロドロ血ってのを言ってて、糖尿病の人の血液の状態がどうのこうのって言ってて、その時、(舅が姑に向かって)あんたの血はどうのこうのって言ってたような気がする・・・」 何気なく聞いてたけど、あれかも知れないね・・・と。 義伯父も、出来る限りの協力はするけど、陽菜ちゃんがダウンしないように、と言って帰られました。姑の治療と併せて、舅教育の必要性を痛感してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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