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2006年06月13日
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先日の母の入院から、メールいただいたり、たくさんのコメントいただいたりありがとうございます。
おかげさまで、明日、ICUを出て、HCU(ハイケア室)に移ります。

一般病棟とまでは、まだ行きませんが、ICUと比較してみれば、緩和された病室ですし、第一、ICU家族待合室にいなくてもOKというのが何より。

母は今日のお昼から、食事も開始され、水分も一日500ccの制限もありますが、本人は比較的元気で、もう退院したい、サッカーも見れない、などと、軽口叩き始めました。

そんな母が、心配してるのは姉のこと。

昼間私が行ったときに姉が洗濯しに母の所を離れた時、母がぽつりと

「ネエチャン、ここ数日で白髪が出てるの・・・老眼の私でもはっきり見えるよ、また痩せた。きちんと食べてるのかな?寝てないと思う・・・倒れないといいけど・・・」


そうなんです。姉は一気に痩せて、やつれてという感じで、自分の食事の管理が悪かったのじゃないかって、気にしてるんです。ただ、主治医の先生の話では、日ごろの食事や生活管理がきちんとされてたからこそ、今回も透析は回避できたし、回復も早い、のだとおっしゃってました。


姉がそれで、少し、気楽になってくれればいいなと思ったものです。


しかし、一番姉への心強い言葉はやっぱり親である母

お昼から食事が出ました。絶食のあとですから、お粥とそれに伴う消化の良さそうなオカズ。

一口食べて、「ネエチャンの作ってくれるお粥はもっと美味しい、オカズももっと薄味で美味しい」

傍で聞いてた看護師さんが、「長女さんの作るご飯は美味しいの?」って訊かれたら、

母「そうなのよ、私がね、色々制限しなきゃいけないからって、器を色々と使ったりね、量は少ないけど種類を豊富にして、楽しみながら食べるようにしてくれるの。野菜もね、花形やら星型やらって目で楽しみながら食べさせてくれるのよ」と。

看護師さんが、「長女さん、いい娘さんだね」って言われたら、

母は「そう、あの子には心から感謝してる。だからあの子のためにも元気になるの」

そういう母の言葉は、ぬくもり、を感じるものでした。親って幾つになっても親なんだなって思ったものでした。

その反面、親と子って考えることも多いと思ってもいるのです。







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最終更新日  2006年06月14日 00時19分15秒
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